第227回短編小説新人賞 選評 『プロポーズは三度目に』樹れん
編集C なんともかわいらしいお話ですね。文章は素直で読みやすく、引っかかるところもほとんどない。30枚をノーストレスで…
2023年12月19日 更新
編集C なんともかわいらしいお話ですね。文章は素直で読みやすく、引っかかるところもほとんどない。30枚をノーストレスで…
編集A ピアノに打ち込む少年たちのお話です。作品から「音楽」が聞こえてくるところは、とても良かったと思います。 …
2023年10月19日 更新
夏は透明だ。どの季節よりも透き通っている。 エアコンの涼しい風も透明だし、カーテンを開ければ、窓ガラスは曇ることな…
わたしがトイレに行くと、だいたい掃(そう)除(じ)中の気がする。「ただいま清掃中 ご協力お願いします」と書かれた立…
職員室を出た瞬間、茹(ゆ)だるような熱気に襲われる。まっさらな作文用紙をひらつかせ、伊(い)東(とう)は汗ば…
編集A 今回は、「タイトルのつけ方」について話し合っていきたいと思います。短編小説新人賞においては、「タイトルが下手」…
編集E 批評に入る前に確認しておきたいのですが、登場人物の性別が、いまいち明確ではなかったですよね。「丹(まこと)」と…
編集A 日々働いて生活している、ごく普通の女性の内面の微妙な変化を、「編み物と掃除」を軸に描いている話で、とても面白か…
編集F 文章のテンポが非常に良く、すらすらと読めるのがとてもいいなと思いました。展開にもスピード感があって、最後まで読…
編集A イチ推しの一番多い作品でした。話の雰囲気がとても良かったですね。メインキャラの二人の関係性が魅力的でした。 …
2023年8月25日 更新
三浦 しをん / 今野 緒雪 / 似鳥 鶏 / 吉田 玲子
小説は感性/センスに任せて書けばいいものではないと、これまでの経験から、私は確信している。 作者それぞれの持ち…
三浦 しをん / 今野 緒雪 / 似鳥 鶏 / 吉田 玲子
投稿作なのですから、趣味に走っていいんです。 今回の選考は、本当に難しかったです。 私の中で最終選考に残った五…
三浦 しをん / 今野 緒雪 / 似鳥 鶏 / 吉田 玲子
この賞からベストセラーが生まれることを願っております。 年ごとに暑さが増す夏。そうした中、選考会は無事、終…
三浦 しをん / 今野 緒雪 / 似鳥 鶏 / 吉田 玲子
今年のノベル大賞は激戦。選ぶ側も大変でしたが、その甲斐はありました。 今回はかなり白熱しました。いや、みなさん…
2023年8月18日 更新