2024年10月10日 更新

その他

いぬじゅんのお悩み相談室 いぬもあるけば

いぬじゅん  装画:mashu

いぬじゅんのお悩み相談室 いぬもあるけば 第三十三回

『この恋は、とどかない』など、せつない恋愛や、心をゆさぶる物語が人気の作家・いぬじゅんがお送りするお悩み相談室。悩める読者のみなさんのお悩みにズバッと、時にはゆるっとお答えします。

2024年10月1日 更新

その他

いぬじゅんのお悩み相談室 いぬもあるけば

いぬじゅん  装画:mashu

いぬじゅんのお悩み相談室 いぬもあるけば 第三十二回

『この恋は、とどかない』など、せつない恋愛や、心をゆさぶる物語が人気の作家・いぬじゅんがお送りするお悩み相談室。悩める読者のみなさんのお悩みにズバッと、時にはゆるっとお答えします。

2024年9月19日 更新

小説

家政婦ふみさんの悩み

駒月小毬は困ってる 転生者問題対策室≪天紋堂≫の残業 番外編

我鳥 彩子  装画:梶山 ミカ

家政婦ふみさんの悩み

 私の名は天てん堂どうふみ。天堂家の分家に育ち、本家のお屋敷に家政婦として勤めて三十年。目下の悩みは、当家の坊…

小説

これからも

ホテルクラシカル猫番館 横浜山手のパン職人 8 番外編

小湊 悠貴  装画:井上 のきあ

これからも

(旅行、楽しかったなぁ……) 大いに盛り上がったブライダルフェアからひと月が過ぎた、六月の下旬。羽(はね)田(…

小説

プディングとプリン

宝石商リチャード氏の謎鑑定 番外編

辻村 七子  装画:雪広 うたこ

プディングとプリン

 みのるが同居している二人の大人の一人、リチャードの好物は、プリンである。 卵と砂糖が原材料で、山形のゆるんと…

2024年9月10日 更新

その他

いぬじゅんのお悩み相談室 いぬもあるけば

いぬじゅん  装画:mashu

いぬじゅんのお悩み相談室 いぬもあるけば 第三十一回

『この恋は、とどかない』など、せつない恋愛や、心をゆさぶる物語が人気の作家・いぬじゅんがお送りするお悩み相談室。悩める読者のみなさんのお悩みにズバッと、時にはゆるっとお答えします。

2024年8月30日 更新

新人賞

短編小説新人賞 2023年年間最優秀賞 受賞記念作

樹 れん / doi  装画:葵 装画:mashu

続きはないよ、それだけ。(著/doi)

‌ 逸(いつ)子(こ)が元恋人のその投稿を目にしたのは、一人暮らしのアパートで、浴室の湯船に浸かっている時だっ…

新人賞

短編小説新人賞 2023年年間最優秀賞 受賞記念作

樹 れん / doi  装画:葵 装画:mashu

月人おすすめ地球観光ツアー(著/樹 れん)

‌「ジョー、あそこに飛行している個体がいる。近くで見たい、捕ってきたまえ」‌ 地球には本当に『鳥』が実在するの…

その他

いぬじゅんのお悩み相談室 いぬもあるけば

いぬじゅん  装画:mashu

いぬじゅんのお悩み相談室 いぬもあるけば 第三十回

『この恋は、とどかない』など、せつない恋愛や、心をゆさぶる物語が人気の作家・いぬじゅんがお送りするお悩み相談室。悩める読者のみなさんのお悩みにズバッと、時にはゆるっとお答えします。

2024年8月20日 更新

小説

みつば百貨店おりおり便り

久賀 理世

みつば百貨店おりおり便り 第三回

 六月といえば衣替え。 そして梅雨の到来だ。 常に季節を先取りするみつば百貨店では、五月上旬にしてすでに涼しげ…

小説

ハッピーサマーゾンビソーダ

氏家 仮名子  装画:丸千代

ハッピーサマーゾンビソーダ

 少女が一人、駆けていく。 金の髪を揺らし、必死の形(ぎょう)相(そう)でストリートを走り抜ける。時お…

小説

千鳥と水琴窟

柳井 はづき  装画:倉秦

千鳥と水琴窟

「浦安(うらやす)さん」 さざ波のようだった無数の絃(げん)の音が、その一言で止んだ。 和室の天井に気まずい余…

小説

あなたの退職、代行します!

七沢 ゆきの  装画:もぽろ

あなたの退職、代行します! ~見習い退職代行の業務録~

「頼むよ!」 私の前で、顔だけはいいロクデナシが必死に手を合わせている。 彼は村雨むらさめ久利生くりゅう。私の…

その他

いぬじゅんのお悩み相談室 いぬもあるけば

いぬじゅん  装画:mashu

いぬじゅんのお悩み相談室 いぬもあるけば 第二十九回

『この恋は、とどかない』など、せつない恋愛や、心をゆさぶる物語が人気の作家・いぬじゅんがお送りするお悩み相談室。悩める読者のみなさんのお悩みにズバッと、時にはゆるっとお答えします。
小説

黒い跫音

推しと私の怪異調査 番外篇

鳥谷 綾斗  装画:中原 アヤ

黒い跫音

「ただいまっ!」 四月下旬、金曜日の夜。 私――椎しい葉ば里さと瑠るは、ファミレスのバイトを終えて早足で帰…

小説

瑞鳥は霹靂を呼ぶ

廃嫡皇子・珠怜永の中華宮廷推理録 番外編

希多 美咲  装画:藤 未都也

瑞鳥は霹靂を呼ぶ

 香こう綺き国こくの中央に位置する帝都『蓮れん陽よう』。皇帝が住まう龍りゅう栄えい城じょうの近くに門を構える湊…

小説

それから

軽井沢探偵譚 番外編

愁堂 れな  装画:Engawa

それから

‌‌ 忌き引びき開けに、隼(はや)人(と)は早速課長に退職したい旨(むね)を伝えたのだが、課長は一旦持ち帰ると…

小説

五道転輪王の素顔

冥府の花嫁 番外編

高山 ちあき  装画:縞

五道転輪王の素顔

「あー、今日の会食は空気が悪そうだから御給仕するのが億(おっ)劫(くう)だわ」 豪華な高級料理のならんだ御(お…

2024年8月9日 更新

その他

君と、読みたい本がある 対談

岩谷 翔吾

君と、読みたい本がある 対談 第六回(ゲスト:高山一実、ラランド ニシダ)

岩谷翔吾さんの『青春と読書』連載、「君と、読みたい本がある」では、物語中に登場する小説を生み出した作家と岩谷翔吾さんの対談も掲載中。 オレンジ文庫公式ホームページでは、誌面に掲載しきれなかったこぼれ話をWEBならではのボリュームでたっぷりお届けします。
小説

荒野は群青に染まりて 番外編

焼け跡のひなまつり

桑原 水菜  装画:Re°

焼け跡のひなまつり 後編

‌‌ こうなると、やはり赤(あか)城(ぎ)に相談するしかないのだ。‌ 廃材をのこぎりで切っていた赤城は、手を止…

小説

みつば百貨店おりおり便り

久賀 理世

みつば百貨店おりおり便り 第二回

「なに。わたしにとっておきの考えがあるのだよ」 ご機嫌にのたまった日ひ野の友ゆう之の助すけ会長は、おもむろに三…

その他

いぬじゅんのお悩み相談室 いぬもあるけば

いぬじゅん  装画:mashu

いぬじゅんのお悩み相談室 いぬもあるけば 第二十八回

『この恋は、とどかない』など、せつない恋愛や、心をゆさぶる物語が人気の作家・いぬじゅんがお送りするお悩み相談室。悩める読者のみなさんのお悩みにズバッと、時にはゆるっとお答えします。

2024年8月1日 更新

小説

荒野は群青に染まりて 番外編

焼け跡のひなまつり

桑原 水菜  装画:Re°

焼け跡のひなまつり 前編

‌  ことの起こりは、錦きん糸し町ちょうの闇やみ市いちでのことだった。‌ 阪さか上がみ群ぐん青じょうはこ…

小説

【特別試し読み】荒野は群青に染まりて ―暁闇編―

桑原 水菜  装画:Re°

【特別試し読み】荒野は群青に染まりて ―暁闇編―

序章  この景色を目に焼き付けておくのよ、群ぐん青じょう。‌ この世界に確かなものなど何もない。信じていいものと…

小説

あたしの友だちは訳ありバイト中

訳あってあやかし風水師の助手になりました 番外編

櫻井 千姫  装画:明菜

あたしの友だちは訳ありバイト中

‌‌ しとしと、今日も鬱(うっ)陶(とう)しい雨が世界を暗くしている。‌ あたしは雨の日が好きだ。普通の女の子…

小説

みつば百貨店おりおり便り

久賀 理世

みつば百貨店おりおり便り 第一回

 なにもこの世の終わりというわけではない。 そもそもが無謀な賭けだったのだ。「さてどうしたものかしら」 ひとり…

その他

いぬじゅんのお悩み相談室 いぬもあるけば

いぬじゅん  装画:mashu

いぬじゅんのお悩み相談室 いぬもあるけば 第二十七回

『この恋は、とどかない』など、せつない恋愛や、心をゆさぶる物語が人気の作家・いぬじゅんがお送りするお悩み相談室。悩める読者のみなさんのお悩みにズバッと、時にはゆるっとお答えします。
新人賞

第230回 短編小説新人賞

【佳作】望月の下人語る(著:本江蛹子)

‌ そこなお方、今、安(やす)田(だ)家の仇(あだ)討(う)ちの話をしておられたな。待て、待て、居(い)酒(ざ…

新人賞

第230回 短編小説新人賞

【佳作】転生したら超つまらないOLになってしまったと嘆く人物が、私の後輩になった件(著:白坂小深)

‌ その日、わが社に王女様が入社した、と社内中がざわついた。‌‌ ことの発(ほっ)端(たん)は、社長の一言だっ…

新人賞

第230回 短編小説新人賞

【最終選考作品】左回りのイワシ(著:度会メグ)

 付き合ってもうすぐ半年の恋人である、福(ふく)永(なが)俊(しゅん)介(すけ)と同棲(どうせい)している部屋は、大学…

新人賞

第230回 短編小説新人賞

【最終選考作品】三連符(著:高代旭)

‌ 火葬場の待合室で紙コップに入った緑茶を持ち上げた。温(ぬる)くなった緑茶はどこか黄色味がかって見えて、先日行った健…

新人賞

第230回 短編小説新人賞

【最終選考作品】少女はサファイアの涙を流す(著:荒野羊仔)

‌ 幾重にも重ねられた薄絹のヴェールのような夜の帳(とばり)が一枚ずつ剥(は)がれ、埃(ほこり)っぽい部屋に光が射し込…