2023年12月1日 更新

文庫試し読み

【コミカライズ記念試し読み】竜の国の魔導書 第一回

その他

いぬじゅんのお悩み相談室 いぬもあるけば

いぬじゅん  装画:mashu

いぬじゅんのお悩み相談室 いぬもあるけば 第三回

『この恋は、とどかない』など、せつない恋愛や、心をゆさぶる物語が人気の作家・いぬじゅんがお送りするお悩み相談室。悩める読者のみなさんのお悩みにズバッと、時にはゆるっとお答えします。

2023年11月20日 更新

その他

君と、読みたい本がある あとがき

岩谷翔吾

君と、読みたい本がある あとがき 第四回

集英社の読書情報誌「青春と読書」で連載中の小説『君と、読みたい本がある』。岩谷翔吾による執筆後記と未公開写真をお届け!

2023年11月16日 更新

小説

地下の星のお姫様

氏家仮名子  装画:おと

地下の星のお姫様

 毎週水曜日に彼女は踊る。‌ 狭いステージの上で、仲間たちと踊る。‌ わずかな観客に見守られながら、もがく…

小説

おもかげ

遊川 ユウ

おもかげ 前編

 最初の異変に気付いたのは、駅の改札で待ち合わせたときだった。小走りで駆け寄ってくる彼氏の姿が、推しのアイドル…

小説

これは経費で落ちません! 11 ~経理部の森若さん~ 番外編

お人好しの希梨香

青木 祐子  装画:uki

お人好しの希梨香

「――そんな噂、嘘に決まってる! いや絶対にないって! なぜ太(たい)陽(よう)が森(もり)若(わか)と? あ…

小説

招きねこのフルーツサンド 番外編

ときめきの宝石サンド

後白河 安寿  装画:mashu

ときめきの宝石サンド

 お盆を過ぎ、暑さのピークは通り過ぎた――かと思いきや。‌(とけそう……)‌ 定時で職場を出た実み音ね…

小説

龍の身代わり 偽りの皇帝は煌めく星を恋う 番外編

龍の身代わり 偽りの皇帝は煌めく花園に惑う 

我鳥 彩子  装画:笠井 あゆみ

龍の身代わり 偽りの皇帝は煌めく花園に惑う

 ここは陽(よう)夏(か)国(こく)の京師、夏(か)央(おう)。‌ さても然々(しかじか)な事情で皇帝の身代わ…

小説

ハイランドの花嫁 偽りの令嬢は荒野で愛を抱く

青空の卵

森 りん  装画:亀井 高秀

青空の卵

「おかしいわ。どうしてわたしはスコットランドの森の中で倒れているのかしら……」‌ シャーロットは木漏れ日の下、…

その他

いぬじゅんのお悩み相談室 いぬもあるけば

いぬじゅん  装画:mashu

いぬじゅんのお悩み相談室 いぬもあるけば 第二回

『この恋は、とどかない』など、せつない恋愛や、心をゆさぶる物語が人気の作家・いぬじゅんがお送りするお悩み相談室。悩める読者のみなさんのお悩みにズバッと、時にはゆるっとお答えします。

2023年11月10日 更新

その他

いぬじゅんのお悩み相談室 いぬもあるけば

いぬじゅん  装画:mashu

いぬじゅんのお悩み相談室 いぬもあるけば 第一回

『この恋は、とどかない』など、せつない恋愛や、心をゆさぶる物語が人気の作家・いぬじゅんがお送りするお悩み相談室。悩める読者のみなさんのお悩みにズバッと、時にはゆるっとお答えします。

2023年11月1日 更新

まんが試し読み

龍の身代わり

偽りの皇帝は煌めく星を恋う

身代わり皇帝と男装の麗人が、大いなる陰謀に立ち向かう!

我鳥 彩子  装画:笠井 あゆみ

龍の身代わり 偽りの皇帝は煌めく星を恋う まんが試し読み

2023年10月20日 更新

その他

君と、読みたい本がある あとがき

岩谷翔吾

君と、読みたい本がある あとがき 第三回

集英社の読書情報誌「青春と読書」で連載中の小説『君と、読みたい本がある』。岩谷翔吾による執筆後記と未公開写真をお届け!

2023年10月19日 更新

小説

宝石商リチャード氏の謎鑑定 ガラスの仮面舞踏会 番外編

きらきら星たちのパーティ

辻村 七子  装画:雪広 うたこ

きらきら星たちのパーティ

‌「みのるさま、よろしいですか。これは私とあなただけで遂行する作戦です」‌ そう言われた時、みのるは今まで…

小説

京都岡崎、月白さんとこ 番外編

秋の心

相川 真  装画:くじょう

秋の心

 秋も深まる十月の末。‌ あけ放たれた窓からするりと入り込んだそれを、青(せい)藍(らん)はそうっとつまみ上げ…

小説

僕の恋、思い出と勝負するのは分が悪すぎる

我鳥 彩子  装画:加藤 綾華

僕の恋、思い出と勝負するのは分が悪すぎる 最終回

   8 「私の家は、祖父が合あい気き道どうの道場を開いているの。私も小さい頃から護身術は仕込まれていた…

第226回 短編小説新人賞

【最終選考作品】ターミナル・ダイブ(著:青葉梟)

 田舎(いなか)に向かう電車は、乗客で一杯だ。‌ 午後六時台の電車の中は、目のやり場がなく困る。下手(へた)に顔を上げ…

新人賞

第226回 短編小説新人賞

【最終選考作品】編み拭う日々(著:岸田怜子)

 わたしがトイレに行くと、だいたい掃(そう)除(じ)中の気がする。‌「ただいま清掃中 ご協力お願いします」と書かれた立…

新人賞

第226回 短編小説新人賞

【最終選考作品】世界一サイダーが美味い夏(著:風見鈴)

 夏は透明だ。どの季節よりも透き通っている。‌ エアコンの涼しい風も透明だし、カーテンを開ければ、窓ガラスは曇ることな…

新人賞

第226回 短編小説新人賞

【入選】銀河鉄道の夜を読んで(著:藤紘)

 職員室を出た瞬間、茹(ゆ)だるような熱気に襲われる。まっさらな作文用紙をひらつかせ、伊(い)東(とう)は汗ば…

新人賞

第226回短編小説新人賞 選評 『銀河鉄道の夜を読んで』藤紘

編集A イチ推しの一番多い作品でした。話の雰囲気がとても良かったですね。メインキャラの二人の関係性が魅力的でした。 …

新人賞

第226回短編小説新人賞 選評 『世界一サイダーが美味い夏』風見鈴

編集F 文章のテンポが非常に良く、すらすらと読めるのがとてもいいなと思いました。展開にもスピード感があって、最後まで読…

新人賞

第226回短編小説新人賞 選評 『編み拭う日々』岸田怜子

編集A 日々働いて生活している、ごく普通の女性の内面の微妙な変化を、「編み物と掃除」を軸に描いている話で、とても面白か…

新人賞

第226回短編小説新人賞 選評 『ターミナル・ダイブ』青葉梟

編集E 批評に入る前に確認しておきたいのですが、登場人物の性別が、いまいち明確ではなかったですよね。「丹(まこと)」と…

新人賞

第226回短編小説新人賞 総評

編集A 今回は、「タイトルのつけ方」について話し合っていきたいと思います。短編小説新人賞においては、「タイトルが下手」…

2023年10月10日 更新

小説

僕の恋、思い出と勝負するのは分が悪すぎる

我鳥 彩子  装画:加藤 綾華

僕の恋、思い出と勝負するのは分が悪すぎる 第四回

   6  それから数日後の午後、僕はやはり公園にいた。 家を出た時は晴れていたのだが、だんだん雲が広が…

小説

ディストピア飯小説賞によせて 特別書き下ろし短編

深緑野分 / 竹岡 葉月 / 青木 祐子 / 辻村 七子 / 椹野 道流 / 須賀 しのぶ  装画:さーだ

しあわせのパン(著:須賀しのぶ)

ディストピア飯小説賞によせて 特別書き下ろし短編

 パン工場は、二十四時間稼働している。 厳選された素材から生み出された材料の計量から始まり、生地がこねられて等…

小説

ディストピア飯小説賞によせて 特別書き下ろし短編

深緑野分 / 竹岡 葉月 / 青木 祐子 / 辻村 七子 / 椹野 道流 / 須賀 しのぶ  装画:さーだ

おいしい囚人飯 (著:椹野道流)

ディストピア飯小説賞によせて 特別書き下ろし短編/時をかける眼鏡 番外編

 その日、西(さい)條(じょう)遊(あす)馬(ま)は、この世界に来て初めてのタイプの困惑を味わっていた。 テー…

小説

ディストピア飯小説賞によせて 特別書き下ろし短編

深緑野分 / 竹岡 葉月 / 青木 祐子 / 辻村 七子 / 椹野 道流 / 須賀 しのぶ  装画:さーだ

妖精人はピクニックの夢を見る (著:辻村七子)

ディストピア飯小説賞によせて 特別書き下ろし短編

「磐(いわ)土(つち)さん、資料転送しておきますね」「ありがとうございます、林(はやし)さん」 私の名前は磐土…

小説

ディストピア飯小説賞によせて 特別書き下ろし短編

深緑野分 / 竹岡 葉月 / 青木 祐子 / 辻村 七子 / 椹野 道流 / 須賀 しのぶ  装画:さーだ

最後の日には肉を食べたい (著:青木祐子)

ディストピア飯小説賞によせて 特別書き下ろし短編

 わたしの前に肉がある。 世界が入った肉だ。          * * わたしが孝(たか)明(あき)と知り合っ…

小説

ディストピア飯小説賞によせて 特別書き下ろし短編

深緑野分 / 竹岡 葉月 / 青木 祐子 / 辻村 七子 / 椹野 道流 / 須賀 しのぶ  装画:さーだ

E・ルイスがいた頃 (著:竹岡葉月)

ディストピア飯小説賞によせて 特別書き下ろし短編

 サウスアボット基地は月面都市群(ルナ・ポリス)の一部であり、れっきとしたアメリカ合衆国五十一番目の州である。…

小説

ディストピア飯小説賞によせて 特別書き下ろし短編

深緑野分 / 竹岡 葉月 / 青木 祐子 / 辻村 七子 / 椹野 道流 / 須賀 しのぶ  装画:さーだ

石のスープ (著:深緑野分)

ディストピア飯小説賞によせて 特別書き下ろし短編

「何食べてるんですか、博士」と助手は言った。「うん? いいものだよ。実験が成功したお祝いだ!」 博士の手元…