いぬじゅんのお悩み相談室 いぬもあるけば
いぬじゅん 装画:mashu
2024年3月8日 更新
いぬじゅん 装画:mashu
2024年3月1日 更新
森ノ薫 装画:ペキォ
私にとって、小学校のころのゲンジは甘ったれで面倒くさい泣き虫だった。分かれ道の十字路にさしかかると、いつも…
いぬじゅん 装画:mashu
2024年2月20日 更新
岩谷翔吾
2024年2月19日 更新
煙突掃除令嬢は妖精さんの夢を見る 番外編
倉世 春 装画:長門さわこ
「中尉どのには、決まった恋人はいないんですか?」 こんな状況で訊く質問だろうか。隣国エルガードとの国境近く。…
赤川 次郎 装画:ひだか なみ
爆破 「クロロックさん……」 病院の入口で、ジャンヌが待っていた。「やあ。体調はどうかな?」「…
春華杏林医治伝 番外編
小田 菜摘 装画:ペキォ
白(びゃく)蓮(れん)宮(きゅう)は皇城外にある、宗室の離宮である。 深(しん)淵(えん)潭(たん)潭(…
音(おと)助(すけ)は足を止め、遥(はる)か遠(えん)州(しゅう)灘(なだ)に臨(のぞ)む水平線を振り返っ…
アルドナは冬が好きだ。 鼻が曲がるような汗と垢(あか)のこびりついた体臭も、糞(ふん)尿(にょう)の匂いも、床(…
視界が白くなるほどの大雨の中で、俺は佇(たたず)んでいた。ここがどこかわからない。どこに向かえばいいのか、どんな気…
横168cm、奥行と高さは大体80cm。 押し入れの下の段、使い勝手が悪いからとうそぶいて空(から)にしたままだ…
いぬじゅん 装画:mashu
2024年2月9日 更新
修羅の花嫁
候補者全員、容疑者--。
松田 志乃ぶ 装画:皐月 恵
eコバルト文庫試し読み連載
ゆきた 志旗 装画:小鳩白果
【二幕 ふたりのイストワール・二】 世にオペラを産み落とした芸術勃興(ぼっこう)の地イタリアには…
赤川 次郎 装画:ひだか なみ
支配者 見本市の会場は、大勢の人でにぎわっていた。 各企業のブースには、人数の多少はあったが、関…
岩谷翔吾
いぬじゅん 装画:mashu
2024年2月1日 更新
eコバルト文庫試し読み連載
ゆきた 志旗 装画:小鳩白果
【二幕 ふたりのイストワール・一】 「ほら、じっとおし。暴れると水がこぼれるじゃないか」「痛い痛…
赤川 次郎 装画:ひだか なみ
裏切り者 学食でランチを食べているエリカへ、「ね、エリカ、聞いた?」 と、大(おお)月(つき)…
いぬじゅん 装画:mashu
2024年1月19日 更新
岩谷翔吾
2024年1月18日 更新
雪色に染めあげられた石(いし)畳(だたみ)の道を華(か)輦(れん)(妃(ひ)嬪(ひん)専用の輿(こし))…
そこは牢獄にしてはあまりにも豪奢だった。「まるで皇后の住まいだな」 瑠璃(るり)瓦(がわら)がふか…
愚痴聞き地蔵、カンパニーのお家騒動に巻き込まれる。 番外編
仲村 つばき 装画:けーしん
十二月上旬。 詩し央おうは、パソコンのモニター画面をにらみ、眉間に皺しわをよせていた。おかしい。こ…
双蛇の落胤 番外編
氏家仮名子 装画:田村由美
手綱を握る指には、すでに感覚がなかった。 北へと駆け続けて五日、この辺りの平原はまだ雪に覆われ、風は真冬…
ここは生きとし生ける者が輪(りん)廻(ね)する六(ろく)道(どう)のうち、最下層にある地(じ)獄(ごく)道…
いぬじゅん 装画:mashu
eコバルト文庫試し読み連載
ゆきた 志旗 装画:小鳩白果
【一幕 美しからざるこの世界・三】 マルトの家は中央市場(レ・アル)近くの小さな通りに面したアパルト…
赤川 次郎 装画:ひだか なみ
逃亡者 「アンリ……」「ジャンヌ! 生きてたんだね」「お互いに……」「うん。――色々聞いたよ。…
2024年1月10日 更新