新刊情報

新刊発売情報! 1月刊発売中!

1月20日(木)新刊6冊が発売になりました!
各書籍のページで試し読みもご覧いただけます。ぜひご覧ください。

小田 菜摘『平安あや解き草紙 ~その女人、匂やかなること白梅の如し~』
帝に忠誠を誓う伊子を見限った入道女宮は、伊子の恋人である嵩那と大納言の娘・玖珠子の婚姻を画策する。しかし玖珠子は姉の麗景殿女御の看病を名目に、婚約の話を中断。そんな中、洛外では疫病流行の兆しの報せが届き、帝が病に倒れた。それが入道女宮の呪詛ではないかと囁かれ……。帝を守るため、嵩那を巻き込まないため、伊子は入道女宮と最後の対決を決意する!

瑚池 ことり『リーリエ国騎士団とシンデレラの弓音 ―希望を結ぶ岬―』
シレジア国で行われた代理競技も決着し、平穏が訪れるはずだった。だが、蓋を開けてみれば何者かに王冠が奪われ、立会人を務めたラントフリートの行方もわからない。一体この国で何が起きているのか。血の付いたリヒトの衣服が発見されたことで取り乱したニナだが、騎士として為すべきことを考え始める。リヒトの過去と今が交錯する異国の地で辿りつく、真実とは。

久賀 理世『王女の遺言 4 ガーランド王国秘話』
ついに明らかとなったアレクシアとディアナの血の繋がり。時を同じくして国王崩御の報せがもたらされ、王位はエリアスが継承することに。だが、戴冠式当日、残酷な企みが幼い王太子を襲うーー。玉座への野心を露にしたウィラードとセラフィーナ。敵対するグレンスター家の野望。同じ姿をしながら別々の道を歩んできた二人の少女の、それぞれの選択とは。涙の完結巻。

相川 真『京都岡崎、月白さんとこ 花舞う春に雪解けを待つ』
茜とすみれ姉妹が京都岡崎の「月白邸」に住むようになって早や一年。月白邸の主で若き天才日本画家の名をほしいままにしつつも人嫌いの久我青藍と、出入りの絵の具屋で太陽のようにあたたかな人柄の紀伊陽時とともに、家族のような絆を感じながら日々暮らしていた。そんなある日、月白邸とかつて取引のあった扇骨屋、海里の依頼で青藍は、岡崎の古い洋館、通称「鳳凰館」に障壁画を納める。鳳凰館のかつての持ち主の知り合いである少年・結紀人に「その絵はニセモノだ」と言われた青藍を手伝って、茜は共に鳳凰館の本当の姿をさがすのだが……!?

仲村 つばき『神童マノリト、お前は廃墟に座する常春の王』
イルバス国史上初の女性王杖に就任したエスメは、修業のため常春の国・ニカヤを訪れる。王の後見人を務めるベアトリス女王のもと、言葉を失った幼き王の心を溶かすべく奮闘するが……。一方、反イルバスの気運が高まる裏側に、歴史から消えた王位継承者率いる謎の組織〈赤の王冠〉の存在を掴んだギャレット。その頃、イルバス国内ではそれぞれの王に魔の手が迫る!

遊川 ユウ『マイ・ゴースト メンター』
医科大に入職した灯子は、間近で学生に関わる念願の学務課に配属された。しかし失敗続きで自信喪失、プレッシャーから退職も頭をよぎる……そんな新卒3ヶ月目のある日、偶然見つけた謎の神社アプリを介し、事故死した幽霊の紅葉さんと繋がって⁉ 有能な彼のアドバイスで灯子は急成長、やがて自分を取り戻していき…。切なくも優しい、奇跡のお仕事ドラマ!