新刊情報

新刊発売情報! 5月刊発売中!

5月20日(金)新刊4冊が発売になりました!
各書籍のページで試し読みもご覧いただけます。ぜひご覧ください。

相川 真『京都伏見は水神さまのいたはるところ 藤咲く京に緋色のたそかれ』
祖母の神社を手伝いながら、大学院生として民俗学の研究をしているひろ。ある日、ひろが偶然持ち帰った掛け軸に描かれた藤の花と赤毛の山犬を目にした白蛇の化身シロは、遠い昔の記憶を思い出し語り始める。それはかつてシロが「指月」と呼ばれ水神として畏れられていたころの物語……。時をこえてシロがどう生きたか、その秘密が明かされる、人気シリーズ番外編!

夕鷺 かのう『葬儀屋にしまつ民俗異聞 鬼のとむらい』
孤独のうちに死んだ息子を弔うため、疑似結婚式を挙げたい――。通常の葬儀社では扱わないワケあり案件を請け負う特殊葬儀屋・似矢西待のもとに、いわゆる“冥婚” の依頼が舞い込んだ。西待は民俗学に精通した兄・東天の手を借りながら希望を叶えようとするのだが、その裏にはもう一つの狙いがあって…。民俗学の知識で謎を解き死者を弔う。葬送民俗学ミステリー!

いぬじゅん『この恋が、かなうなら』
「一番の願い事は叶わない」。トラウマを抱えた梨沙は、進路、恋、友情、全てがうまくいかずにいた。そんな折、東京から静岡の高校に二カ月間、国内交換留学をすることに。屈託なく笑う航汰と出会い、彼とすごすうちに梨沙の気持ちは癒されていき…。けれど、航汰への恋心に気づいた時にはタイムリミットが!? 痛くてせつない青春ストーリー。

江本マシメサ『あやかし華族の妖狐令嬢、陰陽師と政略結婚する』
かつて陰陽師たちの活躍によって表の世界から追いやられたあやかしたちは、人々の中に隠れ暮らしている。老舗料亭“花むしろ”を営む蓮見家も、変化が得意な妖狐の一族だ。そんな蓮見家に縁談が持ち込まれた。相手は帝都でも御上の信任が厚い名家の当主・祁答院伊月。父親は喜んでいるが、この婚姻には大きな問題が。祁答院家は、あやかしたちの天敵・陰陽師の家系で!?