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書籍

“神女”を求め、思惑が交錯する。

威風堂々惡女 8

  • 620円+税
  • 2021年11月19日発売

「――ねぇ! 見て、あそこ! 人が倒れてる!」

雪媛を背負い逃亡する青嘉は、雪の中で力尽き倒れてしまう。目を覚ますと、瑞燕国の北の国境を悩ませる遊牧民の集落に捕らえられていた。隻眼の左賢王(皇太子)シディヴァに正体を質された青嘉は、自らと雪媛を商人夫婦だと偽るが…。北の大地で囚われた青嘉と雪媛は、そこで意外な人物と再会することに。ふたりに訪れるのは、束の間の休息の時間か。それとも…?

シリーズ既刊情報

201810威風堂々惡女

威風堂々惡女シリーズ

瑞燕国で最下層とされる尹族の少女・玉瑛は、皇帝の「尹族国外追放」の勅命により、下女として働いていた貴族の屋敷を追われた。山中を彷徨う玉瑛は追いついた騎兵に斬られ、尹族差別の元凶となった皇帝の側室・柳雪媛への恨みを胸に意識を失ってしまう。歴史を塗り替える、激動の逆行転生伝!(著者:白洲梓)

著者プロフィール

白洲 梓(しらす あずさ)

宮城県出身、東京都在住。B型。『最後の王妃』で2015年ノベル大賞受賞。受賞作以外に『暁の王女』『煌翼の姫君』(ともにコバルト文庫)、『九十九館で真夜中のお茶会を』『威風堂々惡女』シリーズ『言霊使いはガールズトークがしたい』(集英社オレンジ文庫)がある。

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白洲 梓