若旦那さんの「をかし」な甘味手帖 北鎌倉ことりや茶話シリーズ
既刊2冊 大好評発売中!

北鎌倉にある、美しい自然に囲まれた「花桃屋敷」。
そこにあるのは若旦那の作る絶品の和菓子と、
彼らの「をかし」な日常。
ここに来れば、誰もがちょっぴりやさしく、
元気になれる――

STORY

1巻 若旦那さんの「をかし」な甘味手帖 北鎌倉ことりや茶話

1巻 若旦那さんの「をかし」な甘味手帖 北鎌倉ことりや茶話

第一話 花の章
はじまりの桜餅

家事代行サービスで働く秋月都は、とある理由から和菓子が苦手。代理で派遣されたお屋敷で、若き和菓子職人・羽鳥一成に出会う。

第二話 時鳥の章
親子の黒蜜抹茶パフェ

羽鳥家の定期契約をもらえた都。ある日屋敷に小学生の女の子が訪問してくる。「わたし、家出してきたの」と言う彼女は・・・!?

第三話 月の章
歓迎のクリームあんみつ

「ことりや」はかつて、食事ができる甘味処も営んでいたが人手不足で休業中だった。とある縁が、再びそれを動かすことに…?

第四話 雪の章
祝いの白玉ぜんざい

小さい頃、都は和菓子が大好きだった。一成の話をきっかけに、苦い思い出のある実家の和菓子屋「かどくら」へ向かう――。

2巻 若旦那さんの「をかし」な甘味手帖 北鎌倉ことりや茶話2

2巻 若旦那さんの「をかし」な甘味手帖 北鎌倉ことりや茶話2

第一話 桜の章
花より三色団子

都が羽鳥家に通うようになってはや1年。ある日、空き家のはずの向かいに高齢の女性が現れる。そんな中、茶房の営業がピンチに!?

第二話 藤の章
再起の苺大福

久しぶりに会ったその彼は、屋敷でひとり沈んでいた――。一成と恭史郎の再会、そして「ことりや」の誕生秘話が明らかに。

第三話 牡丹の章
姉妹の洋風どら焼き

都の顧客である会社員の苑美は、一人暮らしを謳歌していた。離れて住む母と姉が遊びに来る、というのに乗り気でないワケは…。

第四話 若葉の章
もてなしの抹茶プリンアラモード

一成のもとに、宴席で出すデザートを考案してほしいという依頼が入る。ライバルとなる贔屓店は、因縁の兄が営む「飛翠堂」だった。

CHARACTERS

イラスト/桜庭ゆい

  • 秋月 都

    秋月 都(あきづきみやこ)

    「花園家事代行サービス」で働く25歳。専門分野は料理。明るく、思いやりのある性格。料理と食事を何よりも愛し大切にしている。

  • 羽鳥一成

    羽鳥一成(はとりいっせい)

    「ことりや」の和菓子職人。無愛想にみえるが、人嫌いというわけではない。和菓子には常にストイックに向き合う。基本的に和装。

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