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書籍

猫番館は、いつまでも変わらないおもてなしをーー。

ホテルクラシカル猫番館

横浜山手のパン職人 8

  • 650円+税
  • 2024年9月19日発売

開け放された障子の向こうから、軽やかな鳥のさえずりが聞こえてきた。

紗良と要が付き合い始めて四ヶ月。静かに仲を深めてきたふたりだが、紗良の祖父で高瀬家の当主・勇雄に交際を知られてしまうーー。「紗良の相手について調査する」と息巻く勇雄に対し、要は猫番館で開催するブライダルフェアの招待状を手渡して……? 一方、卒業後の進路に悩む厨房スタッフがたどり着いた答えとは。Last check-in、涙とたくさんの笑顔をお届け致します。

シリーズ既刊情報

201905月刊猫番館

ホテルクラシカル猫番館シリーズ

3年弱勤めたパン屋さんを、やむなく離職したパン職人(ブーランジェール)の紗良。その腕を見込まれ、横浜・山手にある「ホテル猫番館」に再就職したけれど、ホテルにはいろいろと“事情”を抱えたお客様がお泊まりのようで……!? 人なつっこいコンシェルジュの要、気むずかしい料理長の隼介ら個性的な面々に囲まれて、宿泊客においしいパンを提供する紗良の毎日が始まる――! (著者:小湊悠貴)

著者プロフィール

小湊 悠貴(こみなと ゆうき)

神奈川県出身、在住。2013年ロマン大賞受賞。コバルト文庫に『十三番目の女神は還らない』『七番目の姫神は語らない』、集英社オレンジ文庫に『ゆきうさぎのお品書き』シリーズ、『ホテルクラシカル猫番館』シリーズ、集英社みらい文庫に『おりひめ寮からごきげんよう』がある。

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小湊 悠貴