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書籍

いつも平和な店に降りかかる、突然の危機…!!

ゆきうさぎのお品書き

あじさい揚げと金平糖

  • 570円+税
  • 2018年6月21日発売

三月二十三日、十四時五十九分。
その人は十数年の時を経て、ふたたび雪村大樹の前にあらわれた。

大樹の前に、母方の叔父である零一が、十数年ぶりに現れた。零一は、先代女将、つまり彼の母親が亡くなったことを知り、遺産の遺留分を請求するためにやって来たのだ。大樹の手元にそんな大金があるはずもなく、支払うためには、土地建物――「ゆきうさぎ」を売却しなければならない。途方に暮れる大樹をよそに、零一は連日、店に来て食事をしていくが……。第6巻!

シリーズ既刊情報

ゆきうさぎのお品書き1

ゆきうさぎのお品書きシリーズ

おいしいは、幸せ。小料理屋が舞台のあったかほっこり物語。 ある事情から、極端に食が細くなってしまった大学生の碧。とうとう貧血で倒れたところを、「ゆきうさぎ」という小料理屋を営む青年、大樹に助けられた。彼の作るおいしい料理に惹かれた碧は、バイトとして雇ってもらうことになり……? (著者:小湊悠貴)

著者プロフィール

小湊 悠貴(こみなと ゆうき)

神奈川県出身、在住。2013年ロマン大賞受賞。コバルト文庫に『十三番目の女神は還らない』『七番目の姫神は語らない』、集英社オレンジ文庫に『ゆきうさぎのお品書き』シリーズ、『ホテルクラシカル猫番館』シリーズ、集英社みらい文庫に『おりひめ寮からごきげんよう』がある。

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小湊 悠貴