デイケアセンターで働く白澤容は、施設利用者の老人・晴田に単発アルバイトとして、車での送迎を頼まれた。目的地はカルチャーセンターで、「中国骨董の世界・入門編」という講座が開催されるようだ。講師の名前は黒岩。わけあって骨董の世界を離れた白澤容と、異例の若さで骨董店「かげろう堂」を営む青年・黒岩鼎。ふたりが出会う、骨董をめぐる人間模様とは…?
書籍
受け継がれるのは器か、想いか。
著者辻村 七子
装画野白 ぐり
「君は……ろくろを通して器と対話できる人だろう」