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書籍

どうしてわたしが閻魔王の花嫁候補に…!?

冥府の花嫁 

地獄の沙汰も嫁次第

  • 650円+税
  • 2023年7月20日発売

三途の川へとつながる川のほとりで、翠は緩やかに流れる水面をじっと眺めていた。

冥途十州において、角や霊力を持たずに差別されるツノナシ。だが、ツノナシの翠は、壊れたものを元に戻す力を持っていた。翠はある日、奉公先の鬼から折檻されていたところを、閻魔庁の冥官・天鴦に助けられる。音信不通な弟を捜すため、彼に同行を願い出るも断られ、代わりに『閻魔庁入庁許可証』を渡される。それは閻魔王の花嫁候補に渡される特別な札で…!?

シリーズ既刊情報

冥府の花嫁シリーズ

獄訓は『酷く、正しく、美しく』——!? 地獄の花嫁事変! 冥途十州において、角や霊力を持たずに差別されるツノナシ。ツノナシながら異能を持つ翠は、ある日、奉公先の鬼に折檻されていたところを、閻魔庁の冥官・天鴦に助けられる。音信不通な弟を捜すため、彼に同行を願い出るも断られ、代わりに『閻魔庁入庁許可証』を渡される。それは閻魔王の花嫁候補に渡される特別な札で…!?

著者プロフィール

高山 ちあき(たかやま ちあき)

12月25日生まれ。B型。2009年ノベル大賞読者大賞を受賞。主な作品に『橘屋本店閻魔帳』シリーズ(コバルト文庫)、『かぐら文具店の不可思議な日常』、『家政婦ですがなにか? 蔵元・和泉家のお手伝い日誌』、『異世界温泉郷』シリーズ、『藤丸物産のごはん話』シリーズ(集英社オレンジ文庫)など。

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高山 ちあき