新刊情報

新刊発売情報!7月刊発売中!

7月17日(木)新刊8冊が発売になりました!
各書籍のページで試し読みもご覧いただけます。ぜひご覧ください。

赤川 次郎『吸血鬼はペンの友』
新聞記者の草間は、ある夜に酔い潰れて見た夢の中で、首相が外務大臣を暗殺するよう指示しているところに遭遇してしまう。どうやらその計画は、次の日曜日に開催予定の世界外相会議で実行されるらしく…。平和な日本を守るため、正義の吸血鬼・クロロックと新婚ほやほや新聞記者がタッグを組む! 表題作ほか2編を収録。吸血鬼はお年ごろシリーズ、待望の最新作!

東堂 燦『十番様の縁結び 8 神在花嫁綺譚』
真緒と終也は、一ノ瀬の領地≪雨霧≫を訪れていた。一ノ瀬時雨に、亡びた神在たちの組織≪埋火の聲≫が起こした事件の報告をするためだった。神事の最中ということで、数日間、滞在することになるが…。ある夜、舞を披露するはずだった少年が大怪我した状態で発見される。その状況から終也が疑われ、捕らえられてしまい…⁉ 真緒は無実を証明しようとするが――

ゆきた 志旗『亡き王女のオペラシオン 3』
暗殺未遂事件を機に敵対勢力を一掃したナポレオンは地位を確立し、フランスにようやく平和と安定が訪れる。運命の渦に巻き込まれたソフィーも歌い続け、ついにオペラ座の舞台へ立つことに。そこで以前、検閲官としてリズドー座を閉鎖の危機に陥らせたアストゥールと再会する。彼の存在に心がざわつく中、パリの街にはふたたび不穏な気配が? 感動のフィナーレ!

七恵『そしてまた、あなたのいない夏が来る』
春陽は生まれつき足が不自由で、いつも杖を使っていた。変化のない日々の中、高校二年の三月に偶然、小学校時代の人気者、比井路と再会する。荒れた生活を送る彼だが、春陽には優しかった。バイクで送迎してもらい、喫茶店で比井路の仲間とも知り合う中、春陽は自分の居場所を見つけていく。比井路にも強く惹かれるが、彼は大きな秘密を抱えていて……。切ない恋物語。

相羽 鈴『海と初恋と、ガラスのような君の記憶』
小樽で暮らす高2の映は、訳あって四姉妹で実家のミニシアターを営んでいる。ある初夏の日、シアターを手伝う映が出会ったのは、いつも同じ作品を観にくる不思議な青年・海里だった。映画をきっかけに親しくなり、小樽の街の名所を一緒にめぐる二人だったが、実は海里には、本人さえ知らない衝撃の秘密があって…。ガラスペンのように青くて脆い、透明な恋の物語。

尼野 ゆたか『あやかし開化の音がして 降魔の家に嫁に行く』
文明開化に華やぐ都も、一歩路地裏に入れば貧困の吹き溜まり。没落武家の跡取り娘・四方津明子も上京したものの職探しは難航していた。ある日、明子は渡来した西洋のあやかし〝洋怪〟に襲われる。持ち前の武術で応戦すると、偶然居合わせた降魔師の等持院治尊から洋怪を取り締まる政府の機関内務省妖務課にスカウトされた。おまけに治尊の妻と偽ることになり…?

透野 すい『ピクニックはおしまい』
高二の夏休み直前、心春のもとに「ハヅキさんが事故に遭った」と同級生のフミアキから連絡が入る。三年前、家の事情で東京から両親の地元・長野へ引っ越し、村になじめずにいた心春にとって、彼女は唯一心を許せる大人だった。昨年、彼女がいきなり村を去るまでは。ハヅキさんの願いにより、フミアキ、彼の友達・育央と一緒に、見舞いへ行くことになるが…?

山本 瑤『氷室冴子セレクション 銀の海 金の大地 7』
真秀を憎んでいたはずの佐保彦。だが彼は、さらわれた真秀の命を救うためある決断をする。真秀は救出され、歌凝姫への妄執から誘拐を企てた忍人は惨殺される。愛する兄のため復讐の鬼と化した小由流を、真秀は必死に止めようとするのだが!? 一方、佐保では、佐保彦の未来について、彼自身も知らぬ「占」が宣られていた。ついに互いの想いを自覚した二人は――