書籍
海は広くて青くて、少し寂しい——。
海と初恋と、ガラスのような君の記憶
- 650円+税
- 2025年7月17日発売
運河の小路から、揺れる水面をずっと、眺めていたことがある。
小樽で暮らす高2の映は、訳あって四姉妹で実家のミニシアターを営んでいる。ある初夏の日、シアターを手伝う映が出会ったのは、いつも同じ作品を観にくる不思議な青年・海里だった。映画をきっかけに親しくなり、小樽の街の名所を一緒にめぐる二人だったが、実は海里には、本人さえ知らない衝撃の秘密があって…。ガラスペンのように青くて脆い、透明な恋の物語。
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