これまでの受賞作品

2021年受賞作品

大賞
シラナイカナコ
シラナイカナコ佐久間泉 改め 泉サリ(神奈川県)
受賞の言葉
素晴らしい賞をいただくことができ、とても嬉しく思います。本当にありがとうございます。
中学生の頃から、勉強しているふりをして小説を書いていました。高校生になってからはコロナ禍で家にいる時間が増え、持てる時間の全てを創作に充てていました。
ライブや演劇を観に行くこと、メイクやネイルをすること、友達と遊ぶこと。趣味の多い私ですが、その中心には常に読書と創作があります。
今は喜びと不安でいっぱいですが、こうしてスタートを切ったからには、読者の方々が読んで後悔しない作品を全力で書いていきたいと思います。
プロフィール
17歳。神奈川県在住。イカとエビが大好き。でも、人生最後に食べるものはバームクーヘンと牛乳に決めている。
準大賞
花は愛しき死者たちのために
『花は愛しき死者たちのために』花村はづき 改め 柳井はづき(東京都)
受賞の言葉
この度は過分な賞を賜り、誠にありがとうございます。選考に携わって下さった方々、また応援してくれた家族、友人、お世話になった先生方に、心より感謝申し上げます。
自分の紡いだ物語がこの手を離れ、まだ見ぬ誰かの人生とすれ違ってゆくのは幸福なことであり、その大きなチャンスを頂けたことを幸運に思います。突如開けた道を前に足がすくむような思いもございますが、少しでも皆様の心を揺り動かす作品を書けるよう精進して参ります。
プロフィール
兵庫県(日本海側)出身。理系の皮を被ったド文系。怖がりのくせに怪談好き。
佳作

該当作なし

審査員講評
  • 三浦しをん
    全編を書きあげたら、通して読みなおし、俯瞰的な目でまた推敲する作業を習慣づければ、作品は絶対にもっとよくなる。
  • 桑原水菜
    小説とはいま以上もっともっと面白くできるエンターテインメントである。
  • 今野緒雪
    選考にあたる上で、作者の年齢・国籍・性別を考慮する必要はないと考えています。
  • 吉田玲子
    自分が創ったものに、自分で問いかけてみるといいのかもしれません。