好き、嫌い、会いたい、憎い、怖い、愛おしい……?
あえて言うなら「クソデカ感情」。
男同士のさまざまな関係性をテーマに、
ジャンルを超えた豪華作家陣が短編小説を書き下ろし!
10分で心がかき乱される、準備はオーケー?

  • 第1弾

    『その渇きは恋ではなく』

    すばるは、ごく平凡な高校生。ただし、――<バンパイア>であることを除いて。昔は恐れられていた種族だが、現代では人間に溶け込んでいる。<バンパイア>らしい優れた能力はなにもなく、通学電車で見かける青年へ勝手にコンプレックスを抱いていたすばるだが、ある日の通学中、ひどい渇きを覚え!?

    崎谷はるひ

    1998年、『楽園の雫』(ハイランド)にてデビュー。著書「慈英×臣シリーズ」(幻冬舎コミックス)『あの日、あの駅で。駅小説アンソロジー』(集英社オレンジ文庫)など。

  • 第2弾

    小菅あすか『1918香港』
    『1918香港』

    チャールズが殺された。出会った当時、彼は香港へ派遣されてきたばかりの新米兵だった。彼が掲示板で広東語の教師を募集し、『私』はそれに応募したのだ。十七の春だった。色々あったけれど、けっして悪い関係ではなかったはずだ。なのに、警察はなぜ『私』を疑うのか。でも、もう君には何も訊けない——。

    小菅あすか

    2025年、『ジャレッド・エドワーズの殺害依頼』(集英社オレンジ文庫)にてデビュー。

  • 第3弾

    三浦しをん『俺だけの星』
    『俺だけの星』

    広告代理店に勤める「俺」は、取引先の近くにある美容院を訪れる。施術を受けながら美容師の男と世間話をするうち、「俺」は大学時代、ラグビー部の後輩だった俊介のことを思い返していく。美容師の面差しはどこか俊介に似ていて……。

    三浦しをん

    2000年、『格闘する者に○』(草思社)にてデビュー。著書に『月魚』(KADOKAWA)『まほろ駅前多田便利軒』(文藝春秋)『風が強く吹いている』(新潮社)『政と源』『マナーはいらない 小説の書きかた講座』(ともに集英社オレンジ文庫)『夜の恩寵』(集英社)など。

  • 第4弾

    椿ゆず『馬場先輩はどうしようもないばか』
    『馬場先輩はどうしようもないばか』

    軽くて、チャラくて、すぐ人を好きになる。そんな馬場先輩の恋バナを聞かされるのにうんざりしていた神木は、ちょっとした復讐のつもりで、「みお」という女子のふりをして馬場先輩に連絡をし、近づく。しかし馬場先輩は本気で「みお」のことを好きになってしまったようで…⁉

    椿ゆず

    2021年、『冷酷アルファ王子と不屈のオメガ妃殿下』(角川ルビー文庫)にてデビュー。著書に「みなと商事コインランドリー」シリーズ(漫画:缶爪さわ/原作:椿ゆず、KADOKAWA)など。

  • 第5弾

    白洲梓『エルズミア家の兄弟』
    『エルズミア家の兄弟』

    19世紀イギリス。子爵令嬢のダフネは、親同士が決めた結婚相手であるヘンリー・エルズミアと引き合わされる。大富豪エルズミア家の長子にして社交界の華であるヘンリーは紳士的な魅力に満ちた男性で、二人は瞬く間に恋に落ちるが、エルズミアの館で出会った美少年・アランはダフネをひどく敵視して…⁉

    白洲梓

    『最後の王妃』で2015年ノベル大賞受賞。受賞作以外に『暁の王女』『煌翼の姫君』(ともにコバルト文庫)、『威風堂々惡女』『魔法使いのお留守番』シリーズなどがある。

  • 第6弾

    古池ねじ『つまらない恋の終わり』
    『つまらない恋の終わり』

    会社員の薊は高校の同窓会に参加し、卒業ぶりに伊藤大志と再会する。伊藤大志はモテていた。今も女子に囲まれている彼を見て、薊は高校時代を思い出す。かけがえのない時間、甘酸っぱい思い出。もう彼と何かが起きるなんてことはない、そう思っていたのに——。

    古池ねじ

    『木崎夫婦ものがたり 旦那さんのつくる毎日ご飯とお祝いのご馳走』(富士見L文庫)でデビュー。第21回女による女のためのR-18文学賞友近賞を受賞。そのほかの作品は『京都烏丸のいつもの焼き菓子 母に贈る酒粕フィナンシェ』『ドーナツ屋の夜のつれづれ』(富士見L文庫)など。