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書籍

クロ・アオと少しずつ「家族」となったヒマワリに思わぬ事態が…?

魔法使いのお留守番(下)

  • 760円+税
  • 2024年5月20日発売

水は澄み渡り、空の青を色濃く映し出している。

シロガネ、17歳。生まれながらの天才と謳われ、若くして類まれな魔法の才能を開花させた彼は、魔法界最高の権威である四大魔法使いになる夢を叶えるため、幼馴染で兄弟弟子のマホロと共に"魔法比べ"に参加する。大陸全土から集まった若き優秀な魔法使いたちと競い合い、順調に勝ち上がっていく二人だったが、大会の最中にマホロが忽然と姿を消してしまい……?

シリーズ既刊情報

魔法使いのお留守番シリーズ

世界の果てにある"終島"には、不老不死を手に入れた大魔法使いシロガネが暮らしているという――。永遠の命を求め、世界中の人々が島へと向かったが、誰一人として叶うことはなかった。シロガネの留守を預かる竜のクロと青銅人形のアオは、訪問者を追い払いつつ穏やかな日々を過ごしていたが、ある日衰弱した少年を乗せた小舟が浜辺に漂着しているのを見つけ……。

著者プロフィール

白洲 梓(しらす あずさ)

宮城県出身、東京都在住。B型。『最後の王妃』で2015年ノベル大賞受賞。受賞作以外に『暁の王女』『煌翼の姫君』(ともにコバルト文庫)、『九十九館で真夜中のお茶会を』『威風堂々惡女』シリーズ『言霊使いはガールズトークがしたい』(集英社オレンジ文庫)がある。

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白洲 梓