拡大

書籍

復興を目指すマーキス島の未来のため、国王陛下が遊馬に命じたこと、それは…!?

時をかける眼鏡

宰相殿下と学びの家

  • 610円+税
  • 2022年9月16日発売

急に足元からゾクゾクっと寒気がして、小さなクシャミと共に、西條遊馬は我に返った。

マーキス島を脅かした疫病の流行は、遊馬たちの活躍でどうにか食い止められた。しかし人智を越えた災難に対し、自国があまりに小さく無防備であると痛感した国王ロデリックは国の行く末を案じ、「民の教育」についての夢を遊馬に語る。疫病で封鎖された集落で、遊馬たちが行った授業の評判が良かったことに触れ、「再度彼の地に赴き学び舎を造れ」と命ずるのだが!?

著者プロフィール

椹野 道流(ふしの みちる)

2月25日生まれ。四緑木星・魚座のO型。兵庫県在住。元監察医。「奇談シリーズ」「鬼籍通覧シリーズ」(講談社)ほか、「メス花シリーズ」(二見書房)、「ローウェル骨董店の事件簿シリーズ」、「最後の晩ごはんシリーズ」(KADOKAWA)、集英社オレンジ文庫に「時をかける眼鏡シリーズ」、「ハケン飯友シリーズ」など著作多数。

この作品をシェアする

椹野 道流