ノベル大賞

2019年受賞作品発表

正賞の楯と副賞300万円

『ひきこもりを家から出す方法』

猫田左文 改め 
猫田 佐文(兵庫県)

受賞の言葉
「騙されてるんちゃうん?」
弟に受賞を伝えると、そんな言葉が返ってきました。それくらい信用のない兄が僕です。
そんな自分が賞を、それも大賞なんてものを受賞するなんて思ってもみませんでした。選んでくれた方々には感謝しかありません。
ここまで来られたのは支えてくれた家族のおかげです。ようやくスタートラインに立てました。
こんな自分ですが、これからもプロとして書き続けられるよう、そして読んでくれた人が少しでもなにかを得られる作品が書けるよう、精進して参ります。
プロフィール
兵庫県出身、在住。普段はひきこもって小説を書いているが、たまに訳の分からないやる気が出て自転車旅とかやり出す人。太宰先生に会うために青森の津軽まで走ったものの、あまりの寒さに泣きそうになり、秋田からフェリーで敗走した過去を持つ。

正賞の楯と副賞100万円

該当作なし

正賞の楯と副賞50万円

『愛を綴る』

森 りん(神奈川県)

受賞の言葉
素晴らしい賞を賜り、選考に携わって下さった皆様に感謝申し上げます。
本を読むのが好きでした。
いつか皆に読んでもらえる小説を書きたいと思っていました。
大人になり、文学とは関係のない仕事に就き、現実に埋もれながらも、夢を捨てられず、物語を綴りました。 あなたに読んでもらえる機会を得たことを嬉しく思います。
プロフィール
静岡県出身 O型 射手座 地元のみかんと緑茶をこよなく愛する。

『流転の貴妃、或いは塞外の女王』

蒼井 トウコ(北海道)

受賞の言葉
書き続ける日々は、概ね曇天のような気がいたしますが。今日この日の清々しい青空を心の糧にして、今後も励んで参ります。
選考委員の諸先生はじめ選考に携わってくださいました皆様に、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
プロフィール
函館生まれ、札幌在住。ときめく言葉は『食洗器可』『洗濯機洗い可』『せっけんでオフできます』。

※賞金はすべて税込です。書籍刊行の際は、賞金とは別に当社規定の印税をお支払いいたします。

選考委員より

  • 三浦しをん

    ひとの心の繊細な部分について、

    できるかぎりの配慮が必要だろう。

    それが、作品の「本当らしさ」をより高め、

    深めることにつながる。

  • 桑原水菜

    全員に受け容れられることなど求めてはいけない。

  • 今野緒雪

    「大好き」とも「大嫌い」とも言われるような、

    振り幅のある個性溢れる投稿作品は歓迎します。

  • 吉田玲子

    ひとりの部屋から外の世界に出るための物語。

    それは今、必要な物語であるでしょう。