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書籍

こじれた他人の話題は、いつの世も楽しい。

掌侍(ないしのじょう)・大江荇子(こうこ)の宮中事件簿

  • 640円+税
  • 2021年12月17日発売

帝が錫紵(喪服)を脱いだのは、弥生に入ってすぐのことだった。

内裏女房として働く大江荇子の信条は、自分の食い扶持は自分で稼ぐこと。そんな荇子の耳に噂と謎が入ってくる。スズメ殺し、汚された紙、引き抜き工作、そしていてはいけない人…。降りかかる火の粉を払うため、荇子は噂の真相を突き止めるのだが、それが思わぬ闇をあぶり出し…。出世は望まず問題も起こさず、ただ定年退職を目指す女房の、平安・宮中事件簿開幕!

シリーズ既刊情報

掌侍・大江荇子の宮中事件簿シリーズ

内裏女房として働く大江荇子の信条は、自分の食い扶持は自分で稼ぐこと。そんな荇子の耳に噂と謎が入ってくる。スズメ殺し、汚された紙、引き抜き工作、そしていてはいけない人…。降りかかる火の粉を払うため、荇子は噂の真相を突き止めるのだが、それが思わぬ闇をあぶり出し…。出世は望まず問題も起こさず、ただ定年退職を目指す女房の、平安・宮中事件簿開幕!

著者プロフィール

小田 菜摘(おだ なつみ)

佐賀県在住。沖原朋美名義で2003年度ノベル大賞・読者大賞受賞。集英社オレンジ文庫に『君が香り、君が聴こえる』、『平安あや解き草紙』シリーズ、コバルト文庫に『そして花嫁は恋を知る』シリーズ、ビーズログ文庫に『革命は恋のはじまり』『なりゆき斎王の入内』シリーズなどがある。

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小田 菜摘