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書籍

新米医官が妃の治療に!?

春華杏林医治伝

気鋭の乙女は史乗を刻む

  • 650円+税
  • 2024年2月19日発売

莉国の帝都『景京』は、朝から大変な賑わいだった。

美しい妃を蝕む原因不明の病。女子医官局長官である珠里が治療にあたるが、一向に回復の兆しが見えなかった。そんな難病に冒された妃の看護に抜擢されたのは、太医学校を卒業したばかりの新米医官・春霞で!? 誕生したばかり女性医師への偏見と旧弊に抗う春霞が見つけた後宮の病とは――。コバルト文庫の名作再び。女性医官の恋と使命を描く中華医薬学ファンタジー!

シリーズ既刊情報

杏林医治伝シリーズ

女性は男性医師にかかれず、また女性が医師にはなれない莉国。医師だった亡父から医療を学んだものの、女であるため診療ができない少女・珠里に、突然の勅命が下った。原因不明の病に倒れた皇太后の治療をせよというのだが?しきたり、偏見、皇帝の寵愛を巡る争い…。医の道を志す少女の大志が後宮の病を癒し、やがて国を動かしてく…!どこから読んでも面白い!中華医薬学ファンタジー!!

著者プロフィール

小田 菜摘(おだ なつみ)

佐賀県在住。沖原朋美名義で2003年度ノベル大賞・読者大賞受賞。集英社オレンジ文庫に『君が香り、君が聴こえる』、『平安あや解き草紙』シリーズ、コバルト文庫に『そして花嫁は恋を知る』シリーズ、ビーズログ文庫に『革命は恋のはじまり』『なりゆき斎王の入内』シリーズなどがある。

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小田 菜摘