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書籍

美しき庭園に咲く、呪いと救済の幻想ミステリー

ガーデン・オブ・フェアリーテイル

造園家と緑を枯らす少女

  • 640円+税
  • 2018年8月21日発売

その手は妖精の血に濡れて、花々を枯らす呪いとなった。

花や草木を枯らす呪われた手を持つ撫子。父の死後、知らぬ間に自分が結婚していたことを知る。夫だという花織を訪ねると「――庭と妖精のこと、承ります」という怪しげな看板を掲げ、人里離れた土地に暮らしていた。本業は造園家だが、昔から妖精の呪いに纏わる厄介事を解決しているという……。謎が謎を呼ぶ美しき庭園で、撫子を待っていた衝撃の真実とは――!?

著者プロフィール

東堂 燦(とうどう さん)

1月21日生まれ。新潟県出身、在住。『薔薇に雨』で、2013年度ノベル大賞佳作受賞。コバルト文庫に『薔薇に雨 孤高の王子に捧げる初恋』、『魔女の赤い太陽 樹海の娘と月狩りの騎士』『湖城の魔王と界界の少女 睡蓮の花嫁』、集英社オレンジ文庫に『ガーデン・オブ・フェアリーテイル 造園家と緑を枯らす少女』『サヨナラまでの30分 side:颯太』がある。

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東堂 燦