新刊発売情報!1月刊発売中!
1月18日(木)新刊5冊が発売になりました!
各書籍のページで試し読みもご覧いただけます。ぜひご覧ください。
※『映画ノベライズ ゴールデンカムイ』の発売日は1月19日(金)です。
奥乃 桜子『神招きの庭 9 ものを申して花は咲く』
二藍は消え、降り立った記神は滅国は避けられないと告げた。しかし鮎名は、兜坂国は滅びないと言い切る。降り立つのは本来、ひとつ前の号令神である夢現神だったはずなのだ。だが現れたのは記神。二藍が消える直前、夢現神を招いていたからだ。二藍は滅国を避ける策を遺していた。あとは物申の娘・綾芽の手に託された――! 古代和風ファンタジー、堂々完結!
はるおか りの『後宮史華伝 すべて夢の如し』
『後宮史華伝』シリーズ本編では語られることのなかった、大凱帝国の後宮に生きる皇族や美姫、宦官たちの秘話が今明かされる。入朝した鬼淵国王太子・凌炎鷲に、宣祐帝の皇后として「再会」した尹白姝は――。(昔日)ある年老いた宦官が語るのは、紹景帝を廃位に追い込んだ「賊龍の案」の真実だった。(日月を双べ懸けて乾坤を照らす)ほか、珠玉の逸話全15編を収録。
高山 ちあき『冥府の花嫁 2 地獄の沙汰も嫁次第』
冥途十州において、脆弱ゆえ差別されるツノナシながら異能を持つ翠。翠は閻魔王・天鴦と出会い、彼の花嫁候補という名目で王宮の下女として働きつつ、消息不明の弟・瑞月を捜していた。そんな中、冥府を害する目的の爆破事件に巻き込まれた際、翠が使った廻帰の力を巡り不穏な動きが!? そして、翠はついに瑞月と再会を果たすも、彼の様子はどこかおかしく…?
氏家仮名子『双蛇の落胤 濫国公主月隠抄』
草原の民アルタナ族長の息子スレンは、濫国と草原双方の血を引く特殊な出自から、協定を結ぶ使者として濫を訪れる。大河の中州に建つ寂れた廟で出会った皇太子・光藍は、かつて深く信仰された双蛇神を廃した『双蛇嫌い』の父帝に反発を抱いていた。二人で出かけた祭の最中、スレンは光濫と瓜二つの少女が攫われる場面に遭遇し…。前作の子世代を描く待望の続編!
仲村 つばき『愚痴聞き地蔵、カンパニーのお家騒動に巻き込まれる。』
「朝の会議室に行けば、なんでも愚痴を聞いてくれるお地蔵さんみたいな社員がいる――」。大手化粧品メーカー最川堂の総務部社員・朝井詩央は地味で目立たないが聞き上手。『地蔵』と呼ばれありがたがられつつ、日々の業務を地味にこなしていた詩央だったが、ある日突然社長から「次期社長を選定せよ」との密命を下され、三人の候補社員の身辺調査をすることに!?