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手のひらに月でも乗せたげる

夏休み明けに転校を控えた中2の晃生は、田舎の祖父母の家で憂鬱に過ごしていた。そんな夏の夜、高2のいとこ・史佳が「一緒に花火をしよう」と砂浜に誘ってくれて…? 三人の悩める中高生たちが時を越えて「おまじない」のバトンリレーで繋がっていく、アオハルの連鎖反応。
第232回短編小説新人賞佳作を受賞した瀬野那成による、夏季集中連載!

著者プロフィール

瀬野 那成(せのななる)

『さいごのひともじ』で第232回短編小説新人賞佳作受賞。

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瀬野 那成