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書籍

「この祁答院家の屋敷は、私と瀬那の物だ」

あやかし華族の妖狐令嬢、陰陽師と政略結婚する 2

  • 640円+税
  • 2022年10月20日発売

妖狐が陰陽師と結婚した――なんて、ありえない縁談から早くも半年経った。

お互い隠していた正体を知り、秘密がなくなり穏やかな生活を送っていた瀬名と伊月。しかしその平穏を破る者が現れた。瀬名が嫁ぐ前に駆け落ちして祁答院家を出て行った伊月の姉・皐月が夫の清を伴って戻ってきたのだ。陰陽師の血筋だという夫とともに「家族で鬼門を守ろう」と言い出す身勝手な姉に、伊月は激怒。瀬名はなんとか仲を取り持とうとするけれど……?

シリーズ既刊情報

あやかし華族の妖狐令嬢、陰陽師と政略結婚するシリーズ

かつて陰陽師たちの活躍によって表の世界から追いやられたあやかしたちは、人々の中に隠れ暮らしている。老舗料亭“花むしろ”を営む蓮見家も、変化が得意な妖狐の一族だ。そんな蓮見家に縁談が持ち込まれた。相手は帝都でも御上の信任が厚い名家の当主・祁答院伊月。父親は喜んでいるが、この婚姻には大きな問題が。祁答院家は、あやかしたちの天敵・陰陽師の家系で!?

著者プロフィール

江本 マシメサ(えもと ましめさ)

長崎県出身。少女小説を読んで育ったライトノベル作家。『北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし』シリーズ(宝島社)、『浅草ばけもの甘味祓い』(小学館)、『養蜂家と蜜薬師の花嫁』(新紀元社)など、著書多数。

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江本 マシメサ