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書籍

ここは、世界とセカイが交差する場所――。

僕たちは同じひとつの夢を見る

  • 590円+税
  • 2016年11月18日発売

貝ノ目遠流は大通りを渡るため自転車を押してスロープを上った。

この世界とは違う次元にある、別の世界。北関東にあるだいば市は、そうした世界との壁が薄くなりやすい特異点だ。だいば市には、異世界からの来訪者が生活していたりもする。提波大学に通う遠流は、昔から幻を視てしまう体質に悩んでいたが、それが異次元世界を視ていたことを知り、異次元世界人との共生を推進する機関でアルバイトをすることになるが……?

著者プロフィール

縞田 理理(しまだ りり)

5月25日、東京生まれ。O型。ウィングス小説大賞出身。代表作は「霧の日にはラノンが視える」「モンスターズ・イン・パラダイス」「ミレニアムの翼」「ペテン師ルカと黒き魔犬」(いずれも新書館)、「グウィノール年代記」(中央公論新社)などのシリーズがある。好きなものはケルトと妖怪と動物と怪獣。

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縞田 理理