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書籍

街一番の機織り上手を、領主<おり家>の花嫁とする——

十番様の縁結び

神在花嫁綺譚

  • 630円+税
  • 2022年4月21日発売

暗闇のなか、一条の光を見たことがあった。

幽閉され、一途に機織をして生きてきた少女がある時、縁を結び縁を切る神=十番様を所有する神在の一族、十織家の当主・終也に見初められ、真緒の名をもらい、運命は動き出す。「迎えに来ました――僕と結婚してくださいますか?」虐げられ続けた日々から救い出された真緒は、十織家でも機織の才を生かし過ごすうちに、彼の背負ったある秘密を知ることとなり……?

シリーズ既刊情報

十番様の縁結びシリーズ

幽閉され、一途に機織をして生きてきた少女がある時、縁を結び縁を切る神=十番様を所有する神在の一族、十織家の当主・終也に見初められ、真緒の名をもらい、運命は動き出す。「迎えに来ました――僕と結婚してくださいますか?」虐げられ続けた日々から救い出された真緒は、十織家でも機織の才を生かし過ごすうちに、彼の背負ったある秘密を知ることとなり……?

著者プロフィール

東堂 燦(とうどう さん)

1月21日生まれ。新潟県出身、在住。『薔薇に雨』で、2013年度ノベル大賞佳作受賞。コバルト文庫に『薔薇に雨 孤高の王子に捧げる初恋』、『魔女の赤い太陽 樹海の娘と月狩りの騎士』『湖城の魔王と界界の少女 睡蓮の花嫁』、集英社オレンジ文庫に『ガーデン・オブ・フェアリーテイル 造園家と緑を枯らす少女』『サヨナラまでの30分 side:颯太』がある。

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東堂 燦