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書籍

つかの間の安息は、激動への序章か——。

威風堂々惡女 9

  • 620円+税
  • 2022年3月18日発売

雪媛と青嘉のために新しく用意されたユルタは、大きくはないものの二人で暮らすには十分だった。

北方の遊牧民族が支配する地で、穏やかな時を過ごす雪媛と青嘉。彼らを保護する左賢王シディヴァが父王に謁見するため訪れた街では、歓迎の宴が開かれた。ところが、シディヴァに出された食事には毒が入れられていた。そして雪媛の正体も露見してしまい……? 一方、瑞燕国では行方不明の雪媛を案じる配下たちが、それぞれに動き出していた。風雲急を告げる第9巻!

シリーズ既刊情報

201810威風堂々惡女

威風堂々惡女シリーズ

瑞燕国で最下層とされる尹族の少女・玉瑛は、皇帝の「尹族国外追放」の勅命により、下女として働いていた貴族の屋敷を追われた。山中を彷徨う玉瑛は追いついた騎兵に斬られ、尹族差別の元凶となった皇帝の側室・柳雪媛への恨みを胸に意識を失ってしまう。歴史を塗り替える、激動の逆行転生伝!(著者:白洲梓)

著者プロフィール

白洲 梓(しらす あずさ)

宮城県出身、東京都在住。B型。『最後の王妃』で2015年ノベル大賞受賞。受賞作以外に『暁の王女』『煌翼の姫君』(ともにコバルト文庫)、『九十九館で真夜中のお茶会を』『威風堂々惡女』シリーズ『言霊使いはガールズトークがしたい』(集英社オレンジ文庫)がある。

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白洲 梓