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書籍

薬師の少女には、自身も知らない秘密があった。

星辰の裔

  • 640円+税
  • 2020年11月20日発売

ぴぃひゃらぴぃひゃら、笛の音に、とんててとん、と太鼓の音。

男神と女神によって作られたという神話のある、広大な十津島。薬師だった父の志を継ぎ、自身も薬師となった少女アサは、女の身では危険も多く侮られるため、いつもは男装していた。アサは父の遺言に従い、島の北側にある、先進知識が集まるという町を目指して旅をしていた。ところが旅の途中、大陸からの侵略者である馬賊に捕らえられ、奴婢とされてしまい……?

著者プロフィール

喜咲 冬子(きさき とうこ)

函館生まれ、札幌在住。第3回富士見ラノベ文芸大賞審査員特別賞受賞。2019年ノベル大賞佳作受賞。著書に『流転の貴妃 或いは塞外の女王』『星辰の裔』『やり直し悪女は国を傾けない ~かくも愛しき茘枝~』『捨てられた皇后は暴君を許さない ~かくも愛しき蟠桃~』(集英社オレンジ文庫)、その他に富士見L文庫、ポプラ文庫などがある。

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喜咲 冬子