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書籍

鬼と人間の対立を巡る、恋と陰謀の和風幻想譚。

鬼恋語リ

  • 590円+税
  • 2020年2月20日発売

花嫁の出立は夜明け前だった。

泥沼化した鬼と人間の争いに終止符を打つため、戦の最前線を担った椿ノ郷の郷長の妹・冬霞は、兄を討った鬼の頭領・緋天へ嫁ぐことに。兄は以前、「自分の首を取る者がいたら、それは親友だ」と語っていた。その死になにか秘密があると感じた冬霞は、自分がしあわせになるためにも真相を探るべく奔走する。少しずつ真相へ近づく中、冬霞は緋天の心に触れ――?

著者プロフィール

永瀬 さらさ(ながせ さらさ)

5月26日生まれ、京都市在住。第11回角川ビーンズ小説大賞奨励賞&読者賞受賞、『精霊歌士と夢見る野菜』にて作家デビュー。主な作品に『悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました』、『やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中』(いずれも角川ビーンズ文庫)、『法律は嘘とお金の味方です。』シリーズ、『鬼恋語リ』(いずれも集英社オレンジ文庫)などがある。

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永瀬 さらさ