拡大

書籍

君さえいれば、毎日がごちそう日和

ハケン飯友

僕と猫のごはん歳時記

  • 560円+税
  • 2019年11月20日発売

爽やかな目覚め。
スッキリした目覚め。
自然な目覚め。
そんな理想的なフレーズとは、今朝もまったく無縁だ。

坂井のもとに派遣されてきた「飯友」は、人間の青年の姿をとっているけれど、正体は神社の猫。食いしん坊な「猫」が夕ごはんを旨い旨いと平らげ、お喋りして帰っていく、ちょっと不思議で賑やかな日々を送る坂井だったが、ある出来事をきっかけに親しくなった老婦人・沖守さんの営む茶房「山猫軒」で働くことに。夏から冬へめぐる季節の美味しい幸せを飯友と一緒に!

シリーズ既刊情報

201901月刊ハケン飯

ハケン飯友シリーズ

自炊男子の飯友は猫!? ごはん男子+猫の美味しい毎日。
仕事始めの朝、出社したら会社が潰れてた。そんな「僕」こと坂井寛生が神社でお賽銭を奮発して頼んだ願いごとのひとつめは「そこそこの新しい仕事が見つかりますように」、そしてもうひとつは「一緒に飯が食える、気楽な仲間が見つかりますように」。願い事を神社で拝んだその晩、夕ごはんの準備をする寛生の前に、人間の言葉を喋る猫が現れて……。
(著者:椹野道流)

著者プロフィール

椹野 道流(ふしの みちる)

1996年、第3回ホワイトハート大賞エンタテインメント小説部門佳作受賞。著書に『人買奇談』『時をかける眼鏡』『ハケン飯友』など。

この作品をシェアする

椹野 道流