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書籍

復興を目指すマーキス島の未来のため、国王陛下が遊馬に命じたこと、それは…!?

時をかける眼鏡

宰相殿下と学びの家

  • 610円+税
  • 2022年9月16日発売

急に足元からゾクゾクっと寒気がして、小さなクシャミと共に、西條遊馬は我に返った。

マーキス島を脅かした疫病の流行は、遊馬たちの活躍でどうにか食い止められた。しかし人智を越えた災難に対し、自国があまりに小さく無防備であると痛感した国王ロデリックは国の行く末を案じ、「民の教育」についての夢を遊馬に語る。疫病で封鎖された集落で、遊馬たちが行った授業の評判が良かったことに触れ、「再度彼の地に赴き学び舎を造れ」と命ずるのだが!?

著者プロフィール

椹野 道流(ふしの みちる)

1996年、第3回ホワイトハート大賞エンタテインメント小説部門佳作受賞。著書に『人買奇談』『時をかける眼鏡』『ハケン飯友』など。

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椹野 道流