書籍
「おやすみ、つぐみ。――また、夜に」
九十九館で真夜中のお茶会を
屋根裏の訪問者
- 590円+税
- 2018年3月20日発売
階段が軋む音がして、つぐみは闇の中で目を覚ました。
都内で働く長門つぐみは、祖母の遺言で、九十九館という洋館を相続することに。九十九館は柏木という青年が管理人となり、他に数名の下宿人がいるという。何度か九十九館に泊まるうち、つぐみは下宿人たちとは違う、不思議な存在に気付く。どうやら九十九館には何かが隠されているようだった。それと同時に、二年つきあっていた恋人の圭介との関係もぎくしゃくし始めて?
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