書籍
「望むなら、ずっと抱きしめてあげる」
十番様の縁結び 8
神在花嫁綺譚
- 640円+税
- 2025年7月17日発売
その土地は雨が降り止まず、深い霧に包まれていた。
真緒と終也は、一ノ瀬の領地≪雨霧≫を訪れていた。一ノ瀬時雨に、亡びた神在たちの組織≪埋火の聲≫が起こした事件の報告をするためだった。神事の最中ということで、数日間、滞在することになるが…。ある夜、舞を披露するはずだった少年が大怪我した状態で発見される。その状況から終也が疑われ、捕らえられてしまい…⁉ 真緒は無実を証明しようとするが真緒と終也は、一ノ瀬の領地≪雨霧≫を訪れていた。一ノ瀬時雨に、亡びた神在たちの組織≪埋火の聲≫が起こした事件の報告をするためだった。神事の最中ということで、数日間、滞在することになるが…。ある夜、舞を披露するはずだった少年が大怪我した状態で発見される。その状況から終也が疑われ、捕らえられてしまい…⁉ 真緒は無実を証明しようとするが――。
シリーズ既刊情報

十番様の縁結びシリーズ
幽閉され、一途に機織をして生きてきた少女がある時、縁を結び縁を切る神=十番様を所有する神在の一族、十織家の当主・終也に見初められ、真緒の名をもらい、運命は動き出す。「迎えに来ました――僕と結婚してくださいますか?」虐げられ続けた日々から救い出された真緒は、十織家でも機織の才を生かし過ごすうちに、彼の背負ったある秘密を知ることとなり……?
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