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書籍

シリーズ第一幕、ついに完結!

十番様の縁結び 6

神在花嫁綺譚

  • 630円+税
  • 2024年6月20日発売

庭の緑を濃くするように、冷たい雨が降っていた。

「末の皇子に、帝を殺させる」という恭司の計画を止めるため、真緒は宮中に踏み込む。恭司や志貴など、それぞれの思惑があるなか「ただの機織だからこそ、できることがある」と信じる真緒。そして、ついに≪悪しきもの≫の原因でもある羽衣姫様の形見を見つけ出す。しかし、窮地に追い込まれてしまい…!? そんな真緒の前にあらわれたのは、花絲にいるはずの終也だった——。

シリーズ既刊情報

十番様の縁結びシリーズ

幽閉され、一途に機織をして生きてきた少女がある時、縁を結び縁を切る神=十番様を所有する神在の一族、十織家の当主・終也に見初められ、真緒の名をもらい、運命は動き出す。「迎えに来ました――僕と結婚してくださいますか?」虐げられ続けた日々から救い出された真緒は、十織家でも機織の才を生かし過ごすうちに、彼の背負ったある秘密を知ることとなり……?

著者プロフィール

東堂 燦(とうどう さん)

1月21日生まれ。新潟県出身。2013年度ノベル大賞で『薔薇に雨』が佳作受賞、コバルト文庫にてデビュー。機織の少女を主人公にした『十番様の縁結び』シリーズが人気。『百番様の花嫁御寮』は同じ世界観の和風シンデレラ・ストーリー。

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東堂 燦