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書籍

「人間はどのくらい、大切な人間に寄り添えると思う?」

忘れじのK

半吸血鬼は闇を食む

  • 620円+税
  • 2020年12月18日発売

夜の闇を切り裂いて、男が一人、跳んでいた。

友人のパオロが倒れたという知らせに、ガブリエーレは故郷フィレンツェに戻った。幼い頃から正体不明の「黒いもや」が見えたガブリエーレには、パオロだけが同じものが見える仲間だったのだ。そして彼が倒れた原因に心当たりがあった。彼が秘密にしていた、ヴァンパイアやダンピールという闇の世界にかかわる仕事だ。フィレンツェに住む日本人が事情を知るらしく?

シリーズ既刊情報

忘れじのKシリーズ

友人のパオロが倒れたという知らせに、ガブリエーレは故郷フィレンツェに戻った。幼い頃から正体不明の「黒いもや」が見えたガブリエーレには、パオロだけが同じものが見える仲間だったのだ。そして彼が倒れた原因に心当たりがあった。彼が秘密にしていた、ヴァンパイアやダンピールという闇の世界にかかわる仕事だ。フィレンツェに住む日本人が事情を知るらしく?

著者プロフィール

辻村 七子(つじむら ななこ)

2014年度ロマン大賞<大賞>受賞。著書に『螺旋時空のラビリンス』『宝石商リチャード氏の謎鑑定』『僕たちの幕が上がる』など。

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辻村 七子