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書籍

あの頃の話と、あれからの話。

宝石商リチャード氏の謎鑑定

輝きのかけら

  • 610円+税
  • 2021年6月18日発売

川原結愛(ゆあ)は中学一年生だった。公立岡山南中学校に入学したばかりで、好きな給食はグリーンピースごはんで、好きな科目は理科だった。

岡山の中学校で教師として理科部顧問を務める谷本晶子と生徒の日常、ヴィンセント梁がリチャードを裏切りジェフリーと通じていた時代、正義とリチャードと下村の他愛ない日常、若きオナラブルとしての仮面のしたに鬱屈を抱えたジェフリーとヨアキムとの運命的で数奇な出会い……シリーズに登場した人物たち、それぞれの過去とその後を収めた珠玉の短編集!

シリーズ既刊情報

リチャード氏の謎鑑定1

宝石商リチャード氏の謎鑑定シリーズ

宝石に潜む心の謎を明かすジュエル・ミステリー! 美しき宝石商×迂闊な正義の味方コンビが読み解く! 酔っ払いに絡まれる美貌の外国人・リチャード氏を助けた正義。彼が国内外に顧客をもつ敏腕宝石商と知り、誰にも言えない曰くつきのピンク・サファイアの鑑定を依頼する。祖母が死ぬまで守っていたその宝石が秘めた切ない“謎”がリチャード氏により解かれるとき、正義の心に甦るのは…? (著者:辻村七子)

著者プロフィール

辻村 七子(つじむら ななこ)

9月24日生まれ。神奈川県出身。『時泥棒と椿姫の夢』で2014年度ロマン大賞受賞。受賞作を改題・加筆改稿した『螺旋時空のラビリンス』で文庫デビュー。

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辻村 七子