新刊発売情報! 2月刊発売中!
2月20日(木)新刊5冊が発売になりました!
各書籍のページで試し読みもご覧いただけます。ぜひご覧ください。
永瀬 さらさ『鬼恋語リ』
泥沼化した鬼と人間の争いに終止符を打つため、戦の最前線を担った椿ノ郷の郷長の妹・冬霞は、兄を討った鬼の頭領・緋天へ嫁ぐことに。兄は以前、「自分の首を取る者がいたら、それは親友だ」と語っていた。その死になにか秘密があると感じた冬霞は、自分がしあわせになるためにも真相を探るべく奔走する。少しずつ真相へ近づく中、冬霞は緋天の心に触れ――?
くらゆいあゆ『君がいて僕はいない』
双子の緒都と瑚都。僕が好きなのは瑚都のほう。小6からずっと彼女を想い続け、大学受験に落ちたその日、僕は衝撃的な事実を知る。「自分なんか、いなければ良かったんだ」という絶望を胸にスマホを繰っていた僕は「自分がいない」パラレルワールドに飛ばされてしまい…。もう一つの世界で知る、いくつもの選択肢。そのなかで見出す、ゆるぎない僕たちの道とは……
水守 糸子『モノノケ踊りて、絵師が狩る。 ―月下鴨川奇譚―』
江戸末期の絵師・月舟が描いた妖怪画には、本物が封じ込められているという。そして現代。月舟の子孫・詩子は、美大に通う学生だが、もうひとつの顔があった。散逸した月舟の妖怪画を探し、憑きもの落とす家業を継いでいたのだ。幼馴染みの青年・七森が持ち込んだ情報によると、月舟の絵を所有する画廊のオーナーが足を火で炙られるような痛みを訴えているらしく…?
宮田 光『死神のノルマ』
“死神の下請け”と名乗る少年ケイと出会った女子大生の響希。彼は未練を抱えこの世に残る「死者」をあの世へと送る存在で、ノルマがあるらしい。響希は早世した初恋の人の霊を探すため、ケイを手伝うことにしたのだが……。成仏できずにいる死者の本当の「願い」、そしてケイが死神となった理由とは。不器用な人々が織りなす、温かくて切ないさよならの物語。
櫻井 千姫『線香花火のような恋だった』
高1の三倉雅時は、人が死ぬ一週間前から“死”の香りを嗅ぐことができる。大事な人達を失ってきたことで「自分が関わると人が死ぬ」と思い込んでいた。そんな彼の前に、無邪気なクラスメイト・陽斗美が現れる。彼女と関わるうちに心を開いていく雅時。ある日、陽斗美から死の香りがすることに気づく。「三倉くんは死神なんかじゃない。私が証明する」と言われるが!?