書籍
天才絵師・月舟が描いた絵にはモノノケが棲んでいる。
モノノケ踊りて、絵師が狩る。
―月下鴨川奇譚―
- 640円+税
- 2020年2月20日発売
そのまこと奇怪なる百枚連作を「月舟シリーズ」と呼ぶ。
江戸末期の絵師・月舟が描いた妖怪画には、本物が封じ込められているという。そして現代。月舟の子孫・詩子は、美大に通う学生だが、もうひとつの顔があった。散逸した月舟の妖怪画を探し、憑きもの落とす家業を継いでいたのだ。幼馴染みの青年・七森が持ち込んだ情報によると、月舟の絵を所有する画廊のオーナーが足を火で炙られるような痛みを訴えているらしく…?
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