これまでの受賞作品

2016年受賞作品

大賞
Bの戦場
Bの戦場ゆきた 志旗(埼玉県)
受賞の言葉
このたびは身に余る賞を賜り、嬉しくも未だ信じられない思いです。選考に携わってくださった皆様に、心よりお礼申し上げます。
大賞という栄誉、プロとして書く道。頂くものの大きさ重さに、仰け反り倒れてしまわないかと不安もありますが、何よりその幸せに感謝し、精一杯励みたいと思います。楽しいひとときだった、と思って頂ける物語をお届けできれば、この上ない喜びです。
プロフィール
埼玉に帰化した地方出身者。 食欲旺盛で、よく人から「大食い大会にでも出れば」と勧められますが、人一倍スピードが遅いので戦えないという、ただの穀潰し。
2016年12月文庫化!!

受賞作、『Bの戦場』で文庫化デビュー!

物心ついた頃から“ブス”だったわたし。子供の頃に見た結婚式に憧れて、自分は無理でもせめてそれを演出する人になろうと、ウェディングプランナーになった。様々なお客様が人生の門出を祝おうとホテルを訪れる。そんなわたしが、やり手で絶世の美男子の久世課長に求婚された!?「香澄さん、ずっと探していました。あなたのような…絶世のブスを」「はぁ!?(怒)」

準大賞

該当作なし

佳作

該当作なし

審査員講評
  • 桑原水菜
    傾向と対策だけで書いたものは読み手には見抜かれる。
  • 今野緒雪
    長い物語の一部分を切り取って、単独の作品として成立させるのはかなり難しい。
  • 三浦しをん
    作者の意図した読み筋が那辺にあるのか、少々汲み取りにくかった。
  • 吉田玲子
    現実世界を舞台にするときは、よりデリケートな心理描写が必要。