奇跡のラストにあなたはきっと涙する 『どこよりも遠い場所にいる君へ』阿部暁子

『どこよりも遠い場所にいる君へ』

著者:阿部暁子 装画:syo5

ある秘密を抱えた月ヶ瀬和希は、知り合いのいない環境を求め離島の采岐島高校に進学した。采岐島には「神隠しの入り江」と呼ばれる場所があり、夏の初め、和希は神隠しの入り江で少女が倒れているのを発見する。病院で意識をとり戻した少女の名は七緒、16歳。そして、身元不明。入り江で七緒がつぶやいた「1974年」という言葉は? 感動のボーイ・ミーツ・ガール!

人物紹介
月ヶ瀬 和希

采岐島高校一年生。とある理由から、知り合いのいない環境を求めて離島の高校へと進学した。クラスメイトからのあだ名は「王子」。

秋鹿 七緒

采岐島の「神隠しの入り江」で意識を失って倒れていたところを、和希によって発見された少女。記憶を失っているようだが……?

高津 椿

倒れていた事情を話せない七緒の身元保証人となった男性。三十歳。ガラの悪そうな見かけでぶっきらぼうな口調をしている。

読者からの感動の声続々!
読者メーターより