拡大

「僕は誰かに『人殺し』って言ってほしかった」

あいのかたち

マグナ・キヴィタス

  • 590円+税
  • 2021年5月20日発売

お気に入りのホバリング・ソファの上で、オレンサル氏は目をしばたたかせていた。

大崩壊により北半球がほぼ全滅し、海洋の3割は毒と化した。外界から切り離された巨大建造物“マグナ・キヴィタス”では2億近い人類と、その隣人として造られたアンドロイドが暮らしていた。老境にさしかかり人生に倦んだオレンサル氏が孫から預かったのは、保証期間も切れた調子外れの中古アンドロイドで……? ヒトとは何か、「あい」とは何かを問うSF短編集。

著者プロフィール

辻村 七子

つじむら ななこ

9月24日生まれ。神奈川県出身。『時泥棒と椿姫の夢』で2014年度ロマン大賞受賞。受賞作を改題・加筆改稿した『螺旋時空のラビリンス』で文庫デビュー。

関連書籍

宝石商リチャード氏の謎鑑定輝きのかけら

あの頃の話と、あれからの話。

辻村 七子

宝石商リチャード氏の謎鑑定 エメラルドは踊る

宝石商リチャード氏の謎鑑定エメラルドは踊る

まばゆい輝きは、誰かの人生を物語っている。

辻村 七子

201812.hosekisho-richard

宝石商リチャード氏の謎鑑定夏の庭と黄金(ドール)の愛

南仏プロヴァンスで、正義とリチャードの宝探しが始まる!

辻村 七子

201908月刊リチャード氏の謎鑑定

宝石商リチャード氏の謎鑑定邂逅の珊瑚(サーンウー)

スリランカ、日本、香港。そして――

辻村 七子

同じジャンルの本

辻村 七子