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書籍

彼女はこのホテルに必要な人間だと思います。

ホテルクラシカル猫番館

横浜山手のパン職人 3

  • 590円+税
  • 2020年10月21日発売

『このたび、ついに念願のブーランジェリーを開くことになりました。オープンした暁には、ぜひ一度足を運んでいただけると嬉しく思います』

秋冬の繁忙期を迎えようとするホテル猫番館。専属のパン職人として、紗良は販売用の新作パンのアイディアを練っていた。猫番館ならではの要素を盛り込みたいのだが、なかなかうまくいかない。そんなある日、「自分は紗良よりもパン職人としての実力がある。自分と紗良を比較して、ふさわしいほうを選んでほしい」という人物が現れて……!? 猫番館に、予期せぬ波乱?

シリーズ既刊情報

201905月刊猫番館

ホテルクラシカル猫番館シリーズ

3年弱勤めたパン屋さんを、やむなく離職したパン職人(ブーランジェール)の紗良。その腕を見込まれ、横浜・山手にある「ホテル猫番館」に再就職したけれど、ホテルにはいろいろと“事情”を抱えたお客様がお泊まりのようで……!? 人なつっこいコンシェルジュの要、気むずかしい料理長の隼介ら個性的な面々に囲まれて、宿泊客においしいパンを提供する紗良の毎日が始まる――! (著者:小湊悠貴)

著者プロフィール

小湊 悠貴(こみなと ゆうき)

神奈川県出身、在住。2013年ロマン大賞受賞。コバルト文庫に『十三番目の女神は還らない』『七番目の姫神は語らない』、集英社オレンジ文庫に『ゆきうさぎのお品書き』シリーズ、『ホテルクラシカル猫番館』シリーズ、集英社みらい文庫に『おりひめ寮からごきげんよう』がある。

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小湊 悠貴