新刊情報

新刊発売情報! 4月刊発売中!

4月17日(金)新刊4冊が発売になりました!
各書籍のページで試し読みもご覧いただけます。ぜひご覧ください。

白川 紺子『後宮の烏 4』
今宵も、夜明宮には訪いが絶えない。泊鶴宮の蚕室で、大切な繭がなくなったという宮女……。一方、花娘を通じ城内での謎多き失せ物探しも舞いこむ。烏妃を頼る者は日に日に増え、守るもののできた寿雪の変化に、言いようのない感情を抱く高峻。やがて二人は、真実眠る歴史の深部へ。鍵を握るのは名もなき幽鬼か、あるいは――。待望の第四弾!

瑚池 ことり『リーリエ国騎士団とシンデレラの弓音 ―鳥が遺した勲章―』
〈戦争〉にかわり〈戦闘競技会〉が、国々の命運を決するようになり三百年。「出来そこない」ながら弓の才能を見出され、リーリエ国騎士団員となった二ナは、年末休暇で束の間の平穏を味わっていた。が、国境を接するシュバイン国との間に問題が起き、因縁のガルム国で裁定競技会が行われる。それ自体はなんとか終わったものの、その後、ニナは何者かに攫われ…!?

佐倉 ユミ『ツギネ江戸奇譚 ―藪のせがれと錠前屋―』
〈戦藪医者のせがれと後ろ指をさされてきた由太郎は、自分自身から逃れるように長屋暮らしをている。自ら命を絶った妹、梓のことも常に心に翳を落としていた。風変わりな錠前屋、次嶺(つぎね)に出会うまでは――。つかみどころのない、この男と過ごすうち、人と人ならざる者、あの世とこの世が交錯する江戸で固く閉ざしていたはずの由太郎の心に変化が⁉ 導きの幻想江戸奇譚!

栗原 ちひろ『有閑貴族エリオットの幽雅な事件簿』
社交界で浮名を流し、風雅と博物学を愛する有閑貴族エリオットには、もう一つの通り名があった。それは幽霊男爵――。沈黙の交霊会、ミイラの呪い、天井桟敷の天使……。オカルト事件に目がないエリオットの元に舞い込む不可解な事件。だが「謎」から闇を拭うと隠された想いと切ない事情が見えてくる。幽霊男爵が美貌の助手コニーを従え、インチキ霊能者に挑む!