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きみが金魚を盗んでも

留守番するのが嫌で泣きべそをかいていた幼馴染のゲンジとナナ子は、一緒に金魚を眺めていたはずなのに――。金魚が盗まれた。ナナコには犯人がわかっている。なぜ盗んだのかもきっとわかる。一緒にいたはずなのにゆっくりと道がわかれていく。気鋭の作家が放つ、ほろ苦い青春ノスタルジー。

著者プロフィール

森ノ薫(もりの かおる)

2022年ノベル大賞を受賞。著書に『このビル、空きはありません!』など。

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森ノ薫