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書籍

「女東宮には、十四歳以上の未婚の処女(おとめ)を据えよ」

仮面後宮

女東宮の誕生

  • 820円+税
  • 2023年1月20日発売

死ぬには悪くない季節だった。

謎の疫病が猛威をふるう京の都——。多数の庶民が命を落とし、宮廷もまた、東宮(皇太子)が立て続けに死亡するという前代未聞の事態に陥っていた。そこへ強力な予言力を持つ老巫女から神託が届く。曰く、次の東宮には一時、皇女をたてるべきであると。ただちに候補となる皇女が選ばれるが、早くに両親を亡くし、田舎で寂しい暮らしを送る火の宮も、その一人だった…!?

シリーズ既刊情報

仮面後宮シリーズ

謎の疫病が猛威をふるう京の都——。多数の庶民が命を落とし、宮廷もまた、東宮(皇太子)が立て続けに死亡するという前代未聞の事態に陥っていた。そこへ強力な予言力を持つ老巫女から神託が届く。曰く、次の東宮には一時、皇女をたてるべきであると。ただちに候補となる皇女たちが都へ集められることになるが、早くに両親を亡くし、田舎で寂しい暮らしを送る火の宮も候補に選ばれて!?

著者プロフィール

松田 志乃ぶ(まつだ しのぶ)

11月7日生まれ。2005年ノベル大賞佳作入選。コバルト文庫に『嘘つきは姫君のはじまり』『悪魔のような花婿』シリーズが、オレンジ文庫に『号泣』、『赤ちゃんと教授 乳母猫より愛をこめて』『仮面後宮 女東宮の誕生』がある。

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松田 志乃ぶ