書籍
はじめての恋は青梅のようにさわやかで、切ない。
谷中びんづめカフェ竹善 3
降っても晴れても梅仕事
- 590円+税
- 2020年6月19日発売
それは六月はじめの日曜日。
谷中に新しくできた高級食パン店のパン職人(ブーランジェ―ル)が、竹善のジャムを気に入ってコラボを持ちかけてきた。その女性は積極的で、どうやらセドリックに気があるらしい。その上セドリックの亡くなった妻に似ていると聞いて、紬は内心動揺していた。果たしてコラボの行方は…。そして自分の気持ちに気づいた紬は!? さわやかな初夏に梅の香りが漂う、おいしい下町人情物語。
シリーズ既刊情報

谷中びんづめカフェ竹善シリーズ
谷中に住む女子大生の紬は、故郷の母親が送ってくる大量の野菜に困惑していた。思いあまって捨てようとしたところ、謎の英国人男性にとがめられ、彼の営む“びんづめ専門カフェ”に連行される。そこで紬は、野菜たちが保存食として生まれかわっていくのに感動し!? コミュ障女子大生紬と英国人セドリック、彼の義理の息子武流が織りなす、おいしい下町人情物語。
(著者:竹岡葉月)
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