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書籍

想いめぐる「香り」ミステリー、完結。

鎌倉香房メモリーズ5

  • 620円+税
  • 2017年3月17日発売

学年末テストが何とか終了して、ほっとしながら帰り支度をしていたら、咲楽さん、と呼びかけられた。

雪弥と気持ちを通わせた香乃は、これから築いていく関係に戸惑ってばかり。さらに雪弥の父母への葛藤、香乃の自分の力に対する思いなど、課題は山積みだけど、花月香房は今日も営業中。贈り物の香木、行方不明の仏像、送り主不明のひな人形、源氏香図で書かれた暗号など、香りにまつわる謎が次々持ち込まれて……。鎌倉を舞台に、香りで紡がれた物語、堂々完結。

シリーズ既刊情報

鎌倉香房メモリーズ1

鎌倉香房メモリーズシリーズ

「香り」ミステリー。 ゆったりとした時の流れる鎌倉を舞台に、あの日の匂いと、想いも……よみがえる。 人の心の動きを香りとして感じとることができる香乃は、祖母が営む香り専門店「花月香房」で暮らしていて…。 (著者:阿部暁子)

著者プロフィール

阿部 暁子(あべ あきこ)

岩手県出身。『陸の魚』で雑誌Cobalt短編小説新人賞に入選。『いつまでも』で2008年度ロマン大賞受賞。集英社オレンジ文庫に『鎌倉香房メモリーズ』シリーズ(全5冊)、『どこよりも遠い場所にいる君へ』コバルト文庫に『屋上ボーイズ』、ノベライズ『ストロボ・エッジ』『アオハライド』シリーズがある。

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阿部 暁子