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書籍

勝ち残りたい。一日でも、長く。

エースナンバー

雲は湧き、光あふれて

  • 540円+税
  • 2016年7月20日発売

県立三ツ木高校にはじめて足を踏み入れた、四月一日。校門前の桜の木は五分咲きで、おそらく入学式や始業式のころには散っているだろう。

県立三ツ木高校に赴任した庸一は、野球部の監督を任せられることに。初戦敗退常連チームに、野球経験のない素人監督。だが今年の選手たちは、二年生エース月谷を中心に「勝ちたい」という想いを秘めていた。やがて迎えた夏の甲子園地区予選。初戦の相手は名門東明学園。弱小チームと青年監督の挑戦が始まる…!!少年たちの熱い夏を描いた涙と感動の高校野球小説集。

シリーズ既刊情報

雲は湧き、光あふれて

雲は湧き、光あふれてシリーズ

感動の高校野球小説! 友情、嫉妬、ライバル心、そして一体感。少年たちの熱い夏を描いた涙と感動の高校野球小説集。 超高校級スラッガーの益岡が最後の甲子園を前に腰を故障した。監督は益岡を代打で起用し、さらに補欠の俺を益岡専用の代走(ピンチランナー)としてベンチ入りさせると言うのだ。そんな理由で数少ない選手枠を奪っていいのか? 益岡との関係もギクシャクする中、ついに地方大会が始まって…。 (著者:須賀しのぶ)

著者プロフィール

須賀 しのぶ(すが しのぶ)

上智大学文学部史学科卒業。『惑星童話』で1994年上期ノベル大賞受賞。『芙蓉千里』で第12回センス・オブ・ジェンダー賞受賞。主な著作に『流血女神伝』(集英社)、『ゲームセットにはまだ早い』(幻冬舎)、『紺碧の果てを見よ』『神の棘』(新潮社)、『革命前夜』(文藝春秋)などがある。

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須賀 しのぶ