書籍
ツイてるのも ツイてないのも 狐のしわざ――。
きつね王子とひとつ屋根の下
- 570円+税
- 2016年2月19日発売
金縛り。 流星きららは一泊二日の弾丸アジア出張から帰ってきた翌朝、ずしりとした重みが全身に圧しかかった感覚に襲われ、くっと眉根に力をこめた。
アイドル誌の新米編集者・流星(ながれぼし)きららは、都内の古い洋館で祖母と二人暮らし。ある朝、目を覚ますと、やけに綺麗な顔の青年が部屋にいた。その正体は、遠い親戚の美大生・流星桜路(ながれぼしおうじ)。亡き祖父の遺言で下宿させることになったと祖母は大喜びだが、きららは年下男子との同居に戸惑いを隠せない。さらに桜路は「ボクは九尾の狐の子」と不思議なことを口にして……?
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