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書籍

クールな美坊主と見習い僧侶の下町人情譚

お坊さんとお茶を

孤月寺茶寮はじめての客

  • 550円+税
  • 2015年2月20日発売

眼鏡越しに見上げる門は、昨夜の雨のせいで黒っぽく湿っている。鈍色の瓦の隙間から生えた雑草の緑が、まぶしい。

お人好しで要領の悪い三久は、勤め先をリストラされ路頭に迷ってしまう。行き倒れた先は、猫まみれの貧乏寺・孤月寺だった。クールな美形僧侶・空円と、謎の水商売風男・覚悟の二人が営むこの寺で、三久は僧侶見習いとして居候することに。慣れない清貧生活(?)に四苦八苦していた三久だが、突然、近所で起きた強盗傷害事件の犯人扱いされてしまって…!?

シリーズ既刊情報

お坊さんとお茶を1

お坊さんとお茶をシリーズ

僧侶トリオがおくる、ほっこり下町人情譚。 人生に迷ったら、坊主カフェへいらっしゃい。 お人好しで要領の悪い三久は、リストラの末に貧乏寺の前で行き倒れた。美形僧侶の空円と、謎の派手男の覚悟に助けられ、行き場のない三久は見習い僧侶として寺に住み込むことになるが、ある事件の容疑者になってしまい!? (著者:真堂 樹)

著者プロフィール

真堂 樹(しんどう たつき)

1月3日生まれ。山羊座。O型。東京都出身。『春王冥府』で1994年下期ノベル大賞受賞。デビュー作の中華風ファンタジー『四龍島』シリーズで人気を博す。近著に『お坊さんとお茶を』シリーズ、『双牙』(ともに集英社)など。

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真堂 樹